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二重だと・・・

前回

タイタニックから行き先アメリカと聞いてフェイとフォンは喜んだ


タイタニック

「ですけど・・・アメリカに行ってどうするんですか」?


フォン

「まだ分からない・・・だけどアメリカに行って絶対成功して大物になってやる」


フェイ

「兄妹二人で頑張るって決めるから私も忘れないでよ」


タイタニック

「・・・仲のいい兄妹ですね」


フォン・フェイ

「いや~それほどでも」


二人が頬を少し赤らめて照れていた


タイタニック

「私も姉と今作られている妹が一人ずついます、不沈客船オリンピッククラスと言われて私達姉妹はとても誇らしいです」


フェイ

「オリンピッククラスか・・・噂に聞いていた客船に乗れたのはとてもうれしいわ」


皆で話している時タイタニックが胸ポケットから懐中時計を出して時間を確認した


タイタニック

「あ、そろそろ時間なので私は行きます」


フォン

「あぁ・・・誰にも話さないだろ」?


タイタニック

「私が見えるのは艦長のエドワード艦長とあなた達だけです、艦長にはいいませんから安心してください」


フェイ

「それないいわ、・・・またここに来てくれるかしら」?


タイタニック

「はい、また来ますので、それじゃあ私はこれで・・・」


そう言ってタイタニックが立ち去ろうとしたその時・・・


ゴンッ!


タイタニック

「キャッ」!


ビタンッ!!!


タイタニックが躓いてこけた


フェイ

「だ、大丈夫」!?


フォン

「すごい音がしたぞ」!?


二人がタイタニックに駆け寄った


??

「いたたたた・・・」


フェイ

「大丈夫なの、タイタニック」?


??

「・・・えぇ大丈夫よ・・・密航者さん」


フォン・フェイ

「「ん」」!?


二人はタイタニックの言葉におかしな点があるのに気がついた


フォン

「な、なぁ・・・タイタニック」?


??

「なに?密航者A」


フォン

「密航者A」!?


フェイ

「どうしちゃったのタイタニック!?貴方少しおかしいわよ」?


??

「あら、私はいたって普通よ密航者B」


フェイ

「密航者Bって・・・」


??

「だって私貴方達の名前を知らないんだもん」


フォン・フェイ

「「はいっ」」!!??


??の言葉に二人は驚いた


??

「もう一人の私め・・・私の存在を言ってなかったわね・・・」


フェイ

「もう一人の私」?


??

「私はタイタニックの第二人格のタニー・・・二重人格のタイタニック一人よ」


フォン・フェイ

「「二重人格!?タニー」」!!??


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