アメリカだと!?
約一年くらい間が開きましたね・・・この作品は一年に一回か二回のみの更新とします
前回
船魂の事をまったく信じない二人だったが、タイタニックが見せた能力でやっと信じた
フォン
「あ~・・・心臓が止まるかと思った・・・」
フェイ
「フォンは虫が嫌いだからね」
タイタニック
「そ、それはすいませんでした・・・」
フェイ
「いいのよタイタニック、フォンには少し虫を慣らさないといけないからいい薬だわ」
フェイは笑いながら言った
タイタニック
「そう言えば、二人はなんで密航しているんですか」?
タイタニックが聞くとフォンが答えた
フォン
「あぁ・・・密航しているのはなぁ・・・この国が嫌になったのが一番の理由だな・・・仕事も見つからないし・・・毎日ゴミ箱をあさる日々・・・それに・・・父さん母さんが病気で死んじまったからだな」
タイタニック
「お父様とお母様が亡くなられたのですか・・・」
フェイ
「大丈夫よタイタニック、もう一年も前の事だから・・・過去との決別も出来てるしね」
フォン
「そうそう・・・そう言えばこのタイタニックは何処に向かっているんだい」?
タイタニック
「えっ?知っているんじゃあないんですか」?
フェイ
「慌てて乗ったから行き先は聞いてないのよ」
フォン
「荷物の箱の中に入るのが必死だったからな・・・」
タイタニック
「私は初めての航海ですし・・・確か、アメリカに向かってます」
フォン・フェイ
「「アメリカ」」!!??
二人はタイタニックの言葉に驚いた
フォン
「あ、アメリカに行くのか?この船は・・・」
タイタニック
「は、はい・・・そんなにショックでしたか」?
フェイ
「ショックも何も・・・私達が一番行きたい所じゃない」!!!
フォン
「誰もが一度は夢みるアメリカに行くのかい」!?
タイタニック
「は、はい・・・そうですけど・・・」
フォン・フェイ
「「やっったぁああああああああああああああああああああ」」!!!
二人はその場で狂ったように踊った
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