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第70話 ブティック

「こんなみそぼらしい格好じゃあ男を釣れないわ!服とアクセサリーと靴を買いに行くわよ!!」

「顔がいいから釣り放題だと思いますが…」

「贅沢もしてみたいの!私は!!ルナはなんでも叶えてくれるんでしょう?」

「可愛い恩人の為ならいくらでも払います。」

「きゃーー♡ルナちゃん最高ーーー♡♡♡」

私達はブティックに入店した

「お客様…失礼ですがお子様が支払える店ではないので…」

私は店員に大量の札束を見せつける

「失礼致しました!お客様!どうぞご入店ください!!」

店員は丁寧に接客してくれるようになった

「なんであんたそんな金持ちなの?」

「お城で働いてたから。」

「そんなに金払いよかったの?」

「それはもう。めちゃくちゃ貰えました。」

「私達一族だって贅沢できれば文句ないのにさぁ!私達一族は反逆なんてしてないのに酷いと思わない!?」

「酷いと思う。」

「特殊な能力を持つ一族は反逆出来る力を持たせない為に最低限の暮らし保証だけなんだよ!こんな孤児院あがりの小娘には大金渡すくせにさぁ!!ふざけんなよなぁ!!」

「まぁまぁ…」

「てゆうかなんでお城で働くのやめたの?そんなに稼げるのに。」

「自由になりたかったから。」

「お金がたくさんあるほうが自由じゃない?」

「行動に制限があるから嫌。」

「あぁ…なるほどね。」

「だからお金めっちゃ貰って旅に出たの!」

「最高じゃない。羨ましい。」

「でももうすぐ戦争始まるから…この先どうなるかわからない。」

「えっ!?戦争はじまるの!?」

「2年後にね。3年後にカリン様の力が覚醒して戦争の女神として祭られるんだよ。」

「早く3年経たないかなぁ〜。」

「カリン様はアーマーと恋人だったんですよ。運命的な恋をしたと民衆は大盛り上がりでしたよ。」

「ふーん。身内から騙そうとしたのね。私がやりそうなことだわ。私の魔法は攻撃出来るものじゃないからなぁ。」

「わからないですよ?自由を愛するカリン様にアーマーは本気で恋をして、カリン様は王家になれて贅沢出来るアーマーと恋をしていたかもしれません。」

「…フフッ。真実は1度目の人生を経験した私にかわからないけれど…私がアーマーと恋をしてるなんてほぼ100%ないわよ。誰が好きなのよあんな無愛想な男。あぁ…あんたは恋人だっけ?偽りの恋人だけど。」

「私は2年後にはちゃんと円満に別れるつもりだから。2年後の戦争にアーマーは絶対必要だからね。」

「アハハ!絶対無理!!刺されて死ぬわよ!!」

「そうなったら笑ってください…」

「大笑いして墓参りしてやるわ!」

そんな会話をしながら私達は服を選ぶ

「私ってなんでも似合うからなぁ…。男を全員悩殺できる服買おうと思うんだけど。」

「カリン様は見た目清楚系なんだから…聖女だし…露出多い服より清楚なワンピースの方がいいと思いますが…」

「えぇ?そんな清楚系で男が釣れるの?」

「男を釣った経験がないのでわかりませんが、清楚系のワンピースが1番似合うと思います。」

試着室からカリン様が出てきて言う

「じゃあこの胸元がバッチリ空いて後ろも布が殆どない背中丸見えの服が似合ってないって言うの!?」

「似合ってないってわけじゃないけど…こっちの白のワンピースとかどうです?」

私は白のワンピースを渡してカリン様に着替えさせる

カリン様は着替え終わって私に見せる

「なんかあんまり高級感ないし…あんまり好きじゃない。」

「イイ…。めっちゃイイ…。最高に可愛いよ。カリン様。」

「えぇ…?ただのルナの趣味でしょう?」

「露出多い服は品位がないわ!こっちのほうがお嬢様感があって最高よ!!」

「本当かなぁ…?」

「最高に可愛いお嬢様だわ!」

「そんなに言うならこの服にしようかな。」

「服は大人しめにしたのでアクセサリーは豪華にしましょう!ネックレスは宝石にしましょう!!」

「本当に!?買ってくれるの!?」

「私は可愛い娘に貢ぐことが好きなんだ!!」

「わぁ!凄くいい趣味ね!!」

「フフフッ…なんでも好きなネックレスを選びなさい!」

「すみませーーーん!この店で1番高いネックレスくださーーーーい!!」

なんの迷いもなく最高級のネックレスを持ってこさせる

びっくりするぐらい高い

一生遊べるお金を貰ったとはいえ

そのお金の半分は飛んでいく値段だった

「ルナちゃん…なんでも買ってくれるって言ったよね…?」

「…これください。」

「きゃーーーーー♡ルナちゃん最高♡まじで愛してる♡♡♡」

カリン様は私に抱きついて喜ぶ

「こんなに贅沢出来たんだから反逆なんてやめたら?」

「もうちょっと貢がれたら満たされて反逆やめちゃうかも♡」

「本当に!?靴!靴も好きなの選びな!!」

「ハイヒール履きたいなぁ♡」

「歩きにくいからやめな。」

「好きなの選んでいいって言ったじゃん!!」

「私ハイヒール嫌いなんだよね。自由に歩けないから。」

「ルナが歩くわけじゃないんだから!いいじゃない!」

「じゃあ履いてみなよ!」

カリン様はハイヒールの試着をする

「なにこれ…歩けない…」

「ほら!言ったでしょう!?」

「初めて履いたけどこんなに難しいんだね…」

「ほら!脱いで!ローファーにしよう!清楚で可愛いから!!」

「ねぇ…清楚で可愛い格好がルナが好きなだけじゃないの?」

「私が金を出すんだから私好みの格好にさせて何が悪いの?」

「やっぱり露出多い服にしようかな…」

「だめだめだめだめ!解釈違いだから!!カリン様は清楚お嬢様系が至高だから!!」

「厄介なファンみたいになってるけど…」

「おい!!ネックレスにいくら貢いだと思ってんだ!!7桁したぞ!!胸元開ける服なんて許さないから!」

「わかったわよ…。」





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