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第65話 ガールズトーク

自室でリリーと2人で雑談をしていた

「ここの街もあと1週間ぐらいか。ラストライブの曲何にしようかなぁ。」

「新曲じゃないの?」

「新曲でもいいんだけど…なんかこうもっとぶっ飛べるような気分になれる曲が歌いたいなぁって。」

「いつもぶっ飛んでるじゃない。」

「そうだけど。いつも以上にこう…かっこつけたいというか。かっこよく歌いたいんだよね!!」

「なんで?」

「そりゃあかっこよく見せたい人がいるから!」

「アーマー?」

「アーマーなんてどうでもいいわよ。カリン様よ!カリン様!!」

「付き合いたての彼氏に対してどうでもいいは辛辣すぎるわよ。あと誰よカリン様。」

「この街の花屋の看板娘だよ。」

「だから誰よ!?その人!?ますます意味がわからないわよ!!」

「ちょっとした因縁の相手だよ。最後はかっこいい姿でお別れしたいなって。」

「因縁の相手なのに?」

「良きライバルみたいなもんだから。」

「ふーん…私はルナの曲1曲目のやつが好きだよ。初ステージで1人で歌ってた姿かっこよかったなぁ!」

そう言ってリリーは突然私の曲を歌い始めた

す…凄い!!!

めちゃくちゃ綺麗な高音

私の歌とは全然違う!!

人にこうやって私の曲を歌って貰えるのは初めてだから

感動した

ブラボー!!!」

私は思わず拍手をする

「えへへ…ありがとうございます。」

「いいなぁ。なんでそんなに歌上手いの?どうやって練習してる?」

「歌の練習なんてしたことないわよ。」

「…え?」

「歌えない曲なんてないし。」

「…そうですか。」

天才肌だとは思っていたけれど

練習したことないなんて

末恐ろしい

リリーが歌が上手くなる為に努力したら

とんでもない化け物になるかもしれない

「才能あるって羨ましい。」

「何言ってんの!ルナだって作曲の才能あるじゃない!!」

「ジャッカルが私の曲が好きなだけで才能あるわけじゃないからなぁ…」

「ジャッカルのこと虜にしちゃってさ!!本当に羨ましいよ!!私だってあんな風に夢中にさせたいのに!!」

「ジャッカルはリリーの歌声の虜だと思うけど。」

「そ…そうかな?えへへ…」

「私の曲もリリーにライブで歌ってほしいなぁ…何故かジャッカルがリリーは私の曲歌わせるのNGにしてるんだよね。ルナが自分で歌えってさ。」

「そうだったの?えー残念ー!!」

「リリーの為の曲とか書いてみたいのになぁ。」

「私の為に作詞作曲とかしてくれるの!?」

「でもダメだって言うんだよ。」

「えぇーー!!なんでーーー??」

「知らない。心狭くてケチだよね。」

「ジャッカルの悪口言わないでよ!!」

「ごめんごめん。」

「ふん!!で?どうするの?ラストライブの曲は。」

「どうしよっかなー?」

「ルナはさ自分の曲歌ってる時が1番かっけぇから!!自分の曲の方がいいよ!!可愛いのはライトが作った曲だけど。」

「決めた!!2曲目の曲にする!1番カリン様に刺さるような気がする!!」

「特定の人に聞かせたくてステージに立つのってなんか特別感あっていいわね。」

「確かに。初めてかも。」

「私はいつもジャッカルの為に歌ってるけどね。」

「純愛だなぁ。」

「ルナは?ステージでアーマーへの愛を叫んだりしないの?」

「そんな恥ずかしいこと出来るわけないじゃん。」

「次に作曲するのはアーマーへのラブソング?」

「ラブソングか…出来るかなぁ?私に。」

「やってみてよ!楽しみだなぁ!!」

「ラブソングを自分で作るのも歌うのも想像できないなぁ。」

「別にさ。イチャイチャのラブラブな甘々な曲じゃなくていいんだから。ドロドロでぐちゃぐちゃで気持ち悪いラブソング歌ってよ。」

「リリーは私の恋愛を何だと思っているの!?」

「ドロドロでぐちゃぐちゃの気持ち悪い恋愛でしょう?」

「全否定できないのがむかつく!そんなラブソングを歌ってアーマーは喜ぶと思う?」

「思う。アーマーは死ぬほど喜ぶね。」

「ほんとかなぁ?」

「長年片思いしてた相手と付き合うことが出来たのにほったらかしにされてアーマー可哀想。ラブソングぐらい作ってあげなよ。」

「なんでみんなアーマーの味方なのよ。」

「ルナが酷いもん。デートは月2回とか可哀想すぎて同情しかないわよ。」

「私達が長年上手く付き合う為にはそうした方がいいの!!」

「めんどくさいから毎日相手にしたくないだけのくせに…」

「私は自由が好きなの!!!」




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