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心痛―いつも君を見ていた―
巡りゆく時の中で
君の姿だけを探していた
恋と呼ぶには生易しい 狂おしい想い
僕たちの温もりを示す風は
もう遠くへ
愛することさえ 確かなこととは呼べない世界で
僕は生きてる
消えてゆくものばかりを
いつでも欲しがっていた
寂しさが夜空を埋めてた
未練だけが心に影を落とし
ふとした隙間に傷つけてる
短い人生だけど
僕は初めて君に恋して
自分だけのたくらみ 押し殺した
希望なんて遠い夢に思えるけれど
君の面影だけは確かに寄り添ってくれるんだ
二人が同じなら
よかったけどね……
愛を伝える言葉は
街中に 消えて行く
愛を伝えるはずの言葉は
君と共に 消えて行く




