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さようなら、僕の言葉  作者: 大宮聖
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帰らぬ想い

一人で見上げる空模様

こんなにいい天気なのに 

僕にはちょっとほろ苦い


初めて出会ったあの日

僕よりずっと大人に近づいてる君の

ふとした仕草に混じる無邪気さに 引き込まれた

恋に落ちたとも知らずに

君のこと いつでも探して

ただ 見つめていた

若さに気づかなかった あのときの僕

眩しいまま いられるとその時は無謀にも

信じてた


二人はいつも無い物ねだり

探し物が愛だと気づかずに

迷ってた

綻びがあることも知ってたけど

取り戻せなかった


最近見た

映画の中の恋人

あの日の僕と君に

よく似てた

映画ほど劇的(ドラマティック)じゃないけど

幸せだった


やがて君は去った

僕はただ思い出話をしていたかった

恋して 眠れなかった

夏の夜

もう二度と戻れない そう感じるだけで

僕はどうして 生きてるのかわからなくなる……

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