表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さようなら、僕の言葉  作者: 大宮聖
53/56

そっと笑えば……(二人はいつでもそばにいられた)

懐かしい朝に 涙がにじむ

近づいてきた秋の涼しさにも 気づかないほどの熱烈な想い

目が合うたび 

微笑み 見せてくれた

幻だったと 思わせるほど

素敵な人 今日も浮かべている


君の笑顔を見た僕は

思わず目を細めた

自分らしさの意味さえ見失ってしまうほど

眩しい微笑み

やりすごした 恋のぬくもり

目が覚めたら そこは既に遠い夏の午後


振り返れば僕は 君欲しさに壊れてたね

君にすべてを 受け止めて欲しいなんて

僕の思い上がりさ


あの日に戻れる はずはないのに

いつも浮かべてる

君と二人 あのまま時が止まればと

願うことこそが 未練の証

確かめたかった ただそれだけ

なのにこの手は 届かぬまま


日常の片隅で

君が微笑み 溢せば……

はやる心に 手をとめた僕がそこにいた


いつかまた逢えたら

君はなんていうだろう

僕は温め続けたこの想いに

正直になれるだろうか……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ