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そっと笑えば……(二人はいつでもそばにいられた)
懐かしい朝に 涙がにじむ
近づいてきた秋の涼しさにも 気づかないほどの熱烈な想い
目が合うたび
微笑み 見せてくれた
幻だったと 思わせるほど
素敵な人 今日も浮かべている
君の笑顔を見た僕は
思わず目を細めた
自分らしさの意味さえ見失ってしまうほど
眩しい微笑み
やりすごした 恋のぬくもり
目が覚めたら そこは既に遠い夏の午後
振り返れば僕は 君欲しさに壊れてたね
君にすべてを 受け止めて欲しいなんて
僕の思い上がりさ
あの日に戻れる はずはないのに
いつも浮かべてる
君と二人 あのまま時が止まればと
願うことこそが 未練の証
確かめたかった ただそれだけ
なのにこの手は 届かぬまま
日常の片隅で
君が微笑み 溢せば……
はやる心に 手をとめた僕がそこにいた
いつかまた逢えたら
君はなんていうだろう
僕は温め続けたこの想いに
正直になれるだろうか……




