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さようなら、僕の言葉  作者: 大宮聖
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木曜日の空

沈みゆく青を 夕陽が追いかけて

滲んで違う景色が 顔を出したような

そんな曖昧な色した空を 見ていた

いつだったか 放課後

君と手を振って別れたあのときと

同じ色

今でも 僕はまだ

あの日に 恋している

何してるの? そう笑ってくれる

君を夢に見てる

想い出は離れすぎて

今はもう 幻みたいに

足もとに漂う 寂しさだけ 確かなものとして 残してる……

何でもない日の午後に

いちばん大切だった想い出を浮かべて

満たされてるはずなのに 心の奥に痛みがあることに 気づいた

今日は何もない ただの一日

まだ時間がある

今日は少し 眠ってしまおう

いつか見た夢にまた 出会えるように

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