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さようなら、僕の言葉  作者: 大宮聖
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月日が経っても……

風に気づけるほど 穏やかな日々の中で

零れだしそうな君の笑顔を見つけたね

僕の日々を変えるほどの

風よりも涼しげな佇まい

校庭の中庭で 二人の時間

夏草が揺れるような

細やかな 所作の綺麗さが

僕の心まで届いた 初恋のあの日 

溢れて 間違いそうなほど はやる想いさえ

君に届くには 足りなくて……

最後に二人になれた あの場所で

迷った僕は 好きと言えなかった

手を繋ぐ ことすらついになかった

僕だけの恋

でも……

もし 戻れるならば

運命を捨てることになっても

このまま 好きだと伝えたい……


年を重ね 想いが通りすぎても

君の笑顔は心に残った

懐かしさに 心噛みしめて 引き裂かれそうになる夜でも

君を思い出せば 綻ぶんだ

もし 戻れるならば

このまま……

今日も僕は 君が忘れたあの場所で

笑顔を待っているよ

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