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さようなら、僕の言葉  作者: 大宮聖
32/39

光の帝国~廻る想い~

輝きが空を埋める 最後の夜に 

ようやく優しさを知れた

遅すぎたけど

この瞬間だけは

君といる


人々は明かりを灯し

この星を照らし

帝国を築き上げ

青い星を輝かせた

その歴史も 今日で終わる


この惑星ほしの回転でさえ

止められない運命

全てが壊れても

最期に残るこの想いまでは

消せないはずだから


星達が 見ている

光るこの星を

壊れるその前には

二人でいよう

光より速く

君に辿り着ける

この気持ちだけは

夜空を廻る 星達

僕たちを照らしてるみたい


時を止めてなんて 願わない

君の横顔 閉じ込めて 永遠になる

壊れるその瞬間まで

二人でいよう


壊れる帝国だとしても それでも

ここにいたい

眩い光に包まれ

終わりの匂いだけを感じて

ただ二人は揺れていた

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