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さようなら、僕の言葉  作者: 大宮聖
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暮れた恋

何も求めず ただ信じ合えたぼくら

あの時の輝きはもう ないけど

僕は生きてる

恋して 走り出す 誰かの背中に

もう僕は 自分の姿重ねない

切なさに 狂えるほど

僕はもう 子供じゃない

でも確かに あの頃は

風が吹いて水たまりに 波が立つような 細やかな

そんな恋してた

他の誰でも 笑い話にするような

ありふれた恋

そんな些細な 思い出が

僕の心に 引っかかって痛んでる

くたびれて 一人で座り込み

大人になることの意味を考えた

好きだった誰かを 永遠に夢見るような

穴が空いた そんな日々でも ぼくらは人生と ひとことで片付けるのだろう

僕はそんな日常に 沈みたくない

それでも 理想と身体は 年を取るたびに離れて

力は無くなるんだ

僕はもう 果てない空を見るような気持ちで

夢を見られない

雲だけが 形を変えて

僕を笑ってた

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