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さようなら、僕の言葉  作者: 大宮聖
12/56

好きな人

好きな人なんていないよ

さびしい僕は そう言う

誰に聞かれても

嘘だよ 本当はいるんだ 一人だけ

心の隅に隠した 思い人

少年の瞳で 君を待ってる


若かりし日 僕は

どこにいても だれといても

君を想ってた

いつしか誰かと誰かの恋に

二人の未来を夢見てしまうほど

好きだった


苦しくなるほど 好きで

誰といても 埋められなくて

それまで守ってきた自分 見失いそうなほど

今じゃ忘れたくなるくらい大好きさ

揺れる君の横顔

冷たくととのったあの鼻

吸い込まれそうなほど

いつの間にか恋してた


あの日見てた 夢のかけら

今でも僕の心に突き刺さる

好きな人との思い出 捨てられずに

夢を見てる……




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