前へ目次 次へ PR 9/19 誰かの終わり 誰かの終わり 雨に濡れた黄金色の落ち葉 靴の先に絡みつく つま先だけを見つめて歩いた どこまでも続く路の向こう 頭のどこかで知っていた 土が掘り返されたこと 白い花が飾られたこと 黄金に染まった街路樹が はらはらと風もないのに 一列に並び葉を落としていた 雨上がりの空はすっきりと青く 心なしか寂しげに見えた 落ち葉が朽ちて大地にかえるように 帰るべきところへ帰って行った 終わりは終わったのだったと 理解った *ー*ー*ー*ー*ー*