詩 (The Collections of the Short Poems)

真の美しさ

真の美しさ

真っ青な空

真っ白な雲

鏡のような水面

手を差し入れる

ぐにゃぐにゃと

水面が崩れる

いくつもの波紋が

遠くへ遠くへ

広がっていく

そして、また

完璧な空と雲の構図が

水面に浮かび上がる

人が壊すものに

抗わず

静けさは戻ってくる

真の美しさは

誰かに

深く守られている気がする

人もきっと

誰かから

深く守られている

静かに空と雲を映す

水面を見ていると

とても穏やかになる

真の美しさ

沈黙が語る多くを

沈黙が応える

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