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にゃん敵、あらわる②




 あのイリオンでの一件の後──


 シルフィーは、変わらず治安調査員を続けていた。

 任命されていた地方での調査が終わり、報告をしに"中央(セントラル)"へ戻っていたところでエリスと鉢合わせた、というわけだった。




「──へぇ。それは大変ですね」



 "中央(セントラル)"にほど近い場所にあるレストランにて。

 向かいに座るシルフィーが、パスタを食べながら平坦な声音で相槌を打った。


 久しぶりに会えたので、そのまま昼食を共にし、最近のエリスの悩みについて話していたのだが……


 シルフィーの反応に、エリスはダンッ! とテーブルを拳で叩き、



「あんた、全っ然大変だと思ってないでしょ?!」

「だって、半分以上ただのノロケじゃないですか。ラブラブ同棲生活に猫の邪魔が入ったってだけの話でしょう?」



 肩を竦めて言うシルフィーに、エリスは「ぐぅっ」と言葉を詰まらせる。

 シルフィーはさらに追い討ちをかけるように続けて、



「ていうかソレ、普通にヤキモチですよね? クレアさんが猫に夢中で構ってくれないから、寂しいんでしょ?」

「ゔっ」



 完全に図星を突かれ、黙り込むエリス。

 シルフィーは「やれやれ」と首を振ってから目を細め、



「ま、猫に慣れていない人にはイライラする部分もあるでしょうね。でも、私が聞く限りでは、ストレスによる行動なんじゃないかなぁって思いますけど」



 水を飲みながら、澄ました顔でそう言った。

 エリスは目をぱちくりさせ、聞き返す。



「す、ストレス?」

「そうです。クレアさんに甘えるのも、壁で爪研ぎしまくるのも、あちこちに粗相するのも、マリーちゃんがストレスを抱えている証拠ですよ。私の家、猫を飼っているからわかるんです。飼い主さんと急に離されたストレスで、そういうイタズラみたいなことをしているんですよ、きっと」



 そう指摘され、エリスはハッとなる。


 言われてみれば、そう考えるのが必然だ。

 自分だって最初は、ストレスで食欲が減退していないか心配していたのに……



(あたし、いつの間にか自分のことばっかり考えて……マリーのこと、全然考えてあげられていなかった)



 エリスの胸が、マリーへの申し訳なさと自己嫌悪でズキンと傷む。

 シルフィーがさらに続ける。



「クレアさんは飼い主さんから直接マリーちゃんを引き渡された人だし、何より食事を提供してくれるから、信頼して甘えているんですよ。逆にエリスさんは、後からポッと出てきて同じように食事を与えられている人だから……言わば同列の、ライバルだと思われているんでしょうね」

「同列?! ライバル?!」

「それから、よく猫パンチ食らうって言ってましたけど……まさか、猫の真上から手を伸ばしたりしていないですよね?」

「えっ」

「……まじですか」

「だ、だって、そうしないと頭撫でられないじゃない!」

「はぁ……エリスさん、考えてもみてください。自分よりも何倍も身体の大きな生物が、突然真上から手を振り下ろしてきたら……怖くないですか?」

「……こわい」

「猫も同じです。だから、慣れていない内は正面じゃなくて、横とか後ろから撫でなくちゃいけないんですよ」



 シルフィーからの怒涛のダメ出しに、エリスは唇を噛み締め、自分の無知さを呪った。



(シルフィーの言う通り……あたしは、マリーの行動の理由を知ろうともしなかった。ただ、醜い嫉妬心に駆られていただけ)



 エリスは、ぱっと顔を上げると、



「……ありがとう、シルフィー。帰ったらさっそく、いろいろと改めてみる」



 そう、お礼を述べた。

 珍しく素直な返答をするエリスに、シルフィーは拍子抜けしながら手を振る。



「いえいえ。しかし、あのエリスさんが猫相手に嫉妬とは……すっかり乙女ですねぇ。で? あれからクレアさんとは順調なんですか? 近況を詳しく教えてくださいよ」

「うん、ほんとにありがと。それじゃ、ご馳走さま」



 ニヤニヤと尋ねるシルフィーを適当にあしらい、エリスは未だ食べ途中の彼女を置いてスタスタと店を出て行った。


 あまりの素早さに反応が追いつかなかったシルフィーは、店のドアが揺れるのをぽかんと眺め……

 テーブルの上に置き去りにされた未払いの伝票に気が付き、



「…………って、奢らされた?!」



 エリスにしてやられたことを、ようやく理解した。




 * * * *




 その夜。


 エリスが帰宅すると、先に帰っていたクレアが、いつもとは違う装いで彼女を待っていた。

 それは、エリスも数回しか見たことがない、特殊部隊(アストライアー)の正式な隊服だ。



「ただいま……って、どうしたの? そんなカッコして」



 首を傾げるエリスに、クレアは申し訳なさそうな顔をして答える。



「アルフレドが任務からなかなか帰らないので、私も応援でセイレーンに向かうことになりました。今から」

「えっ、今から?」

「急ですみません。いちおう夕飯の食材だけは買い揃えてきたので、申し訳ないのですが何か作って食べていてください。あと、マリーの分も」

「う、うん……いつ帰ってくるの?」

「わかりません。仕事が片付き次第なので、長ければ五日くらいはかかるかもしれないです」

「五日……」



 そんなやり取りをして、クレアはすぐに任務へと出かけて行った。

 どうやら相当に急を要する事態になっているようだ。


 残されたエリスは、暫し呆然としてから、ソファーの上で優雅に毛繕いをしているマリーに目を向け、



「…………」



 とりあえず、夕飯を作ることにした。




 ──クレアの買ってきた食材は、マリー用の食事も作れそうな品揃えになっていた。

 精霊たちに邪魔されてしまうため、エリスは相当な気力と集中力を発揮しながら料理をしなければならない。


 自分ひとりの食事なら多少コゲたってよかったが、今は違う。

 マリーのために、ちゃんとしたものを作ってあげたかった。



 やがて出来上がった魚料理を、エリスはマリー用の器に丁寧に盛る。



「マリー、ご飯できたよー。一緒に食べよー」



 クレアが出て行ってしまい警戒を強めているのか、マリーはなかなかソファーから降りて来ようとしなかった。

 エリスはしばらく待ってみたが……動き出す様子はなし。


 仕方なくテーブルに着き、自分用の食事の前で「いただきます」と手を合わせようとするが、



「…………」



 合わせかけた手で、料理の乗った皿とフォークを持ち……

 マリー用の器が置かれた床に座り込み、



「……いただきます」



 そこで、食べ始めた。



 これが猫と距離を縮める方法として正しいのかはわからない。

 しかし、エリスにはこのやり方しか思いつかなかった。


 それは、顔を付き合わせて、一緒にご飯を食べること。


 そうすればきっと、猫とだって仲良くなれる……はず。



「……うん、我ながら美味しい」



 なんて自画自賛しながら食べ進めていると、マリーがその様子をじぃっと見つめ……


 ──ストッ。


 と、ソファーから床へ降り立った。

 そして、エリスの近くに置かれた猫用の器に近付くと、中に盛られた魚料理のにおいをふんふん嗅ぎ……

 静かに、食べ始めた。


 エリスは、そばに来てくれたことと、自分が作った料理を食べてくれたことに、たまらなく嬉しくなって、



「……今日からしばらく二人っきりだってさ。よろしくね、マリー」



 黙々と食べるマリーに向かって、そう微笑みかけた。




 ──マリーは、エリスの作った料理を残さず平らげると、元いたソファーの上へ再び鎮座した。


 そのままエリスが寝支度を整えた後も動かなかったので、エリスは寝室のドアを開けたまま眠ることにした。



 ベッドに横になり、エリスは、あらためて考える。

 突然任務に赴いた、クレアのことを。


 急すぎてちゃんと考えられていなかったが……アストライアーの隊員がなかなか帰ってこないような危険な現場に赴いて、大丈夫なのだろうか?

 まぁ、クレアに限って変なしくじりは起こさないだろうけれど……


 ……でも、もし。

 "水瓶男(ヴァッサーマン)"の時のような、イレギュラーな事態が起きたら?



「…………っ」



 駄目だ。考えたって不安になるだけなのに。

 それがクレアの仕事なのだと、わかっているのに。



「……いってらっしゃいのキスくらい、しておけばよかったかな」



 そう、小さく呟いて。

 クレアの匂いがほのかに残る枕を、ぎゅっと抱きしめた。



 ……すると、その時。

 いつの間にか寝室に入り込んでいたマリーが、ぴょんっとベッドの上に飛び乗り……

 エリスの隣……いつもクレアが寝ている位置に、丸くなって寝始めた。


 それに、エリスは驚いてから……

 涙を浮かべて、微笑んだ。



「……ごめん、やっとわかった。マリーも、こんな気持ちだったんだね。ご主人さまと急に離されて……このまま、もう二度と会えなかったらどうしようって、不安だったんだよね」



 言いながら、そっと、マリーを撫でようと手を伸ばし……やめた。

 今はまだ、猫パンチを食らいそうな気がしたから。


 エリスは、引っ込めた手を布団の中にしまい、



「……来てくれてありがと。一人で寝るのは寂しいなって思っていたの。ひょっとして、マリーも?」



 なんて尋ねるが、返事をもらえるはずもなく。


 エリスは、丸くなって眠る小さな彼女の姿に目を細めると……

「おやすみ」と言って、瞼を閉じた。




 * * * *




 ──翌日は、エリスのオフの日だった。


 いつものように、マリーの朝のバタバタで起こされ……

 クレアに代わって朝食を用意し、床で一緒に食べ……


 休みの日恒例である部屋の掃き掃除を始めると、箒の動きに合わせてマリーが首を左右に揺らし始めた。

 エリスは、あえて気にしないふりをしていたが……やがて我慢できなくなったマリーが、ソファーから飛び降り、箒に思いっきりじゃれついてきた。



「おぉっ、すごい。猫っぽい!」



 箒を小鳥か何かに見立てているのか、前足を懸命に振りかざすマリーの動きが楽しくて。

 エリスは「うりゃうりゃ」と、夢中で箒を振るった。



 一通りの家事を終え、エリスが本を読みながらベッドにうつ伏せに寝転がると……

 マリーが静かに寄ってきて、エリスの背中に飛び乗り、腰のくぼみに丸まって寝始めた。



「……って、そこで寝んの?」



 人肌が恋しいのだろうか。それとも単純に、暖を取るのに使われている?

 何にしても、ここまでの接触は初めてだった。



(……少しは、心を許してくれたのかな?)



 少し嬉しく思いながら、マリーの体温を腰にじんわり感じていると、エリスまでウトウトきてしまい……

 気が付けば、一緒に昼寝をしていた。





 そうして、あっという間に夕方になり──



「──はい、どうぞ」



 エリスは、特製の猫まんまを器に移した。


 昨晩とは打って変わり、マリーはすぐに寄ってきて、食べ始めた。

 その様子を、エリスはじっと見つめ……



(……今なら、いける気がする)



 ゴクッと喉を鳴らしながら、マリーの横に並ぶようにしゃがみ込み……

 マリーの頭から背にかけてを、優しくゆっくりと、撫でてみた。


 するとマリーは、エリスのことを静かに見上げ……

「これ、なかなか美味いわよ」とでも言うように、舌なめずりをした。


 その表情が、仕草が、たまらなく可愛くて。

 エリスは、思わずときめいてしまう。



「……あんたって、可愛かったのね」



 そのまま、クレアがやっていたみたいに顎の下をコロコロと撫でてやる。

 すると、すっかり毒気の抜けたマリーが気持ち良さそうに目を瞑った。

 エリスは口元に笑みを浮かべながら、自分の心からも毒気が抜けていることに気がつく。



「……やっと、仲良くなれたね」



 嗚呼、可愛い。

 猫って、こんなに可愛かったのか。

 これはクレアがデレデレになるのも仕方がない。


 今度は両手を使って、うりうりと顔の両脇を撫でてやり、



「……あんまり可愛いからって、あたしの恋人を取らないでよ?」



 なんて言うが……

 その声は、どこか楽しげで。



「あたしは、あんたみたいに甘えるの上手じゃないんだから。手加減してもらわないと困るわよ。羨ましくて……つい、ヤキモチ妬いちゃったじゃない」



 マリーがあまりに気持ち良さそうな顔をするので、エリスも気を良くして撫でまくる。



「ねぇ、どうやったらそんなに甘え上手になれるの? あんたの甘えるタイミングって絶妙よね。不意をつくというか、自然というか……あたしなんか『好き』って言葉さえ、お膳立てされないと言えないのよ? おかしいでしょ? 恋人なのに……いまだにドキドキしちゃうんだもん」



 そして。

 小さな頭に、そっと手を置いて。



「……はぁ。寂しいね。早く帰ってこないかなぁ。あんたのご主人さまも……あたしの恋人も」



 あいつが無事に帰って来たら、その時は……

 素直に、甘えてみようかな。


 ……と。

 マリーを撫でながら、エリスがそんなことを思った……その時。



 ──ゴトッ!



 背後で大きな音がし、エリスもマリーもビクッ! と震える。

 エリスが、恐る恐る振り返ると……


 ……クレアが、血を吹き出しながら、倒れていた。



「く……クレア?! え、もう帰って来たの?!」



 エリスが困惑しながら叫ぶと、クレアは震えながら起き上がり、



「はい……一晩で百人規模の違法薬物組織を一つ潰して来ました……今ごろアルフレドも"中央(セントラル)"に帰還しているかと……」

「だ、大丈夫なの?! 吐血してるけど、どこか怪我でも……」

「いえ、これは……今しがたの貴女の独り言を聞いて、心の臓が耐え切れず破裂してしまったせいです」



 ……って。

 今の恥ずかしいセリフ、聞かれてた?!



「い、いつからそこにいたのよ?!」

「『あんたって、可愛かったのね』あたりから……」

「って、最初から全部じゃない!!」

「はぁぁもう……猫に嫉妬してたとか可愛いすぎるぅぅ……あぁだめだ、思い出すだけで死ねる……」

「帰って来たんなら早く声かけなさいよ、もうっ! ……ぅわぁっ」



 ──ぎゅっ。


 クレアは、少し強引にエリスを抱き寄せ、囁く。



「……ただいま帰りました、エリス」

「お……おかえりなさい」

「すみません、急に不在にしてしまって。このままエリスにもマリーにもストレスをかけ続けるのは良くないと思い……長引いているアルの仕事を手伝いに行くことにしたのです」



(……なんだ、クレア。マリーのこともあたしのことも、全部わかっていたんだ。それで、早く飼い主を連れ戻すために……)



 急な任務が、全て自分たちのためだったと知り、エリスの胸が温かくなる。

 しかしそこで、クレアが小さく笑い、



「まぁ……まさかヤキモチを妬いているとは思いませんでしたが。単純に猫がお嫌いなのかと……」



 などと溢すので、エリスは「うっ」と呻く。

 独り言を聞かれたことも、自分本位な嫉妬心を知られたことも、情けなくて恥ずかしいけれど……

 それもこれも全て、クレアの腕の温もりに溶かされてしまう。


 二人が抱き合っていると、その足に擦り寄るようにしてマリーが近付いてきた。

 エリスとクレアは微笑んで、二人でマリーを抱き上げる。



「よかったね。あなたのご主人さま、無事に帰って来たって。どうする? 今日にでもご主人さまのところへ帰りたい?」



 そう尋ねるが……

 マリーはじっとエリスを見つめると、腕から抜け出すように飛び降りて、夕飯の続きを食べ始めた。



「……明日でいい、ってことかな」

「……ですかね」



 エリスとクレアはしゃがんで、静かに食べるマリーの様子を、しばらく眺めていた。




 * * * *




 ──翌日。

 マリーを、アルフレドに引き渡す日。

 エリスも、クレアについて行くことにした。


 アルを見るなり、マリーはクレアの腕から飛び降りて駆け寄った。

 主人との再会がよほど嬉しかったのだろう、何度も身体を擦り寄せ、気持ち良さそうに撫で回されていた。



「……やっぱり、本物の飼い主には勝てないね」



 少し寂しそうなエリスの声に、クレアが返事をしようすると……マリーがアルの元を離れ、二人に近付いてきた。

 そして、



「……にゃぁああう」



 と、一言鳴いて。

 またすぐに、アルの元へと戻って行った。


 間延びした、ただの猫の鳴き声。

 しかし、エリスには……彼女が何を伝えようとしたのか、なんとなくわかったような気がした。

 だから、



「……うん。またね、マリー」



 と、『さよなら』ではない言葉を告げて。

 エリスは、小さな難敵(ニャンてき)と別れた。





「……いなくなってみると、急に家の中が静かに感じますね」



 帰宅後。

 マリーの消えた自宅を眺め、クレアが言う。

 エリスも、マリーのために使っていた器を床から拾い上げながら答える。



「クレアには最初から懐いていたもんね。あたしももっと早く仲良くなれていたら、マリーもストレスを感じなかっただろうし……もう少し長く一緒にいられたのかな」

「いいえ、それはないです」



 しんみり呟くエリスのセリフを、クレアがばっさりと斬り捨てる。

 そして、にこやかに笑いながら拳を握り、



「猫に妨害され、思うようにイチャつけない状況を、これ以上私が許すとでも? 正直、もう限界でした。任務先でアルを見つけた瞬間、思わず一発殴りましたから」



 って、あんたが一番ストレス溜まってたのかよ!!

 ……というツッコミを口にするより早く、



「……んむっ」



 エリスは、クレアに唇を奪われた。

 久しぶりに味わう、柔らかな感触。

 それを、クレアは一頻り堪能した後、



「……猫は、この一匹で十分です」

「……誰が猫よ」

「そうですね。猫よりも可愛い、私の大事な大事な恋人です」

「…………」

「ご機嫌は直りましたか?」

「べ、別にもうヤキモチなんか妬いてないし」

「ふふ、ならいいのですが。さぁ、今日は休日です。久しぶりに()()()()()を独り占めできますよ? うんと甘えさせてあげますから……可愛く鳴いてくださいね?」



 なんて、腰を抱き寄せながら囁くので……

 エリスは、「もう」と顔を赤らめながらも。


 ……まぁ、今日くらいは、(あのこ)みたいに素直に甘えてみようかな……なんて。


 高鳴る鼓動に、声を震わせながら、



「…………にゃぁ」



 と、小さく小さく、鳴いてみた。






 *おしまい*



 

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