みんなのために、誘拐を

店の資金繰りに困った隆(たかし)は、身代金目的の誘拐を計画する。
綿密な下調べをして計画を実行に移すが、人質であるハズの光一から『計画が雑』と責められてしまい、挙句に「自分が手伝うから、もっと金額を釣り上げろ」と言われ主導権を握られてしまうハメに。更には光一の父親も、これに乗る事で計画はスムーズに進むかに見えた。
しかし警察も甘くは無かった。様々な状況証拠から犯人を追い詰めていく。
お互いが騙し騙され、裏をかき合う攻防が始まる。
最後は警察も「国家規模の奥の手」を繰り出すが・・・