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偏差値45からオックスフォード大学に進学した話  作者: 希羽
第一章 留学準備編

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第二十五話 初TOEFLの結果

 後日――。


 そろそろTOEFLの試験結果がネットで確認できる頃だ。


 自室に入り、ノートパソコンを開いて、TOEFLのアカウントにログインする。


「学部留学に行くには、各セクションの合計が最低60点必要。目標は80点だけど、そんなに取れたとは思えないな……」


 ドキドキしながら、結果のページを開く。


 スコアを確認すると……


 リーディング、19点。リスニング、16点。スピーキング、14点。ライティング、19点。


「合計68点…?」


 しばらく画面を凝視したまま動けなかった。自分の目を疑ったが、確かにそれが表示されている。


「68点、か……」


 ほっと息をつきながら、少し喜びがこみ上げてくる。


 試験前は、もっと低い点数を覚悟していたから、思ったより高かったことに安心する。


 でも、すぐにその喜びが冷めてきた。


「でも、これで満足しちゃダメだ。目標の80点には遠いし、スピーキングなんて全然だ」


 学部留学に行くための学内選考試験を受けられる基準はクリアした。


 でも、正直、これで安心しているわけにはいかない。


 スピーキングの点数が低すぎて、現地の授業についていけるかどうか不安がよぎる。


「もっと努力しないと」


 気持ちを引き締め、再び画面を見つめながら深呼吸をする。


 これからが本番だ。

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