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ある陶芸家の焼死事件の捜査(二百文字小説参加作品)

作者: 神村 律子

山羊ノ宮先生、重ね重ねすみません。

 著名な陶芸家である宮野みやの羊山ようざんが、自分の登り窯の中で焼死するという何とも間抜けで悲惨な事件が起こった。


 警察が捜査に乗り出す。殺人ではないかと思われたのだ。


 容疑者は弟子全員。彼等には動機があった。


「君達は宮野氏の死を望んでいたのだろう?」


 捜査主任が尋ねる。


「我々は先生を殺してはいません」


 弟子達は無実を訴えた。


「本当か?」


 弟子の一人が答えた。


「本当です。先生は殺す値打ちがありません」

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― 新着の感想 ―
[一言] 「値打ちがない」ってヒド!w でもある意味、そういう方が説得力ありますねw 次作も楽しみにしています^^
2011/11/16 20:28 退会済み
管理
[良い点] はい。こちらこそすみません。 [一言] 事件は暗礁に乗り上げたかと思われた。 しかし、 「見てください。こんな所に文字が」 それは甕の底に描かれた文字。 『神村律子』と書かれてあった。 「…
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