6/6
何で、敬語なの？
「あの、俊君何で敬語なんですか？」
「うーん。そうですね。あんまり気にした事ないですね。それに、柚さんだって敬語じゃないですか？」
うっ！痛いとこつかれた！
「そ、それは俊君が敬語だからつられて、」
「敬語無しでお願いします。」
えっ！でも、俊君のお願いだし、
「分かり、分かった。じゃあ、俊君も、」
「俺は、無理ですね。」
「えぇ～！どうして！」
「俺の家、洸の家に支えているんです。」
「えっ！そうなの！」
洸君って良いとこの家なんだ！意外！
「はい。あれ、言ってませんでしたっけ？」
「うん、聞いてないよ！」
「そうでしたか。まぁ、小さい頃から敬語とか色々叩き込まれましたので、敬語が抜けないんですよ。」
「そうだったんだ。じゃあ呼び捨てで呼んでください！」
「いいですよ。柚」
えっ！や、やばい。顔がにやけそう
「顔、にやけてる。」
「い、今。敬語じゃなかった。」
「何の事ですか？」
「えっ！もう１回言って！お願い。」
「嫌です。」
「えぇ～。お願い！」
後日談として続きを出していきます。
宜しくお願いします。
