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無能貴族(仮)〜てめぇやっちまうぞコノヤロー!〜  作者: あすく
第二章 魔法学園編
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第十四話 堕天願望

「こらー! サボるな!」



 ミスター真面目ことリード・リフィルゲルが、座りこむピカロとシェルムを怒鳴りつける。


 ──場所は、魔法学園の校庭。さすがはアルド王国立というだけあって、無駄に広々としている。そんな校庭の端──日陰に座って談笑する2人に、リードが走り寄る。



「せっかくの合同授業なんだぞ! 多くの学びが目の前に広がっているのにもかかわらず、ボーッとしているのでは時間がもったいない! 腰に携えたその剣は飾りか!?」

「うるせーな。生徒会に入る権利を争うトーナメントまであと1週間しかないんだぞ? こんなところで戦術やらプレイスタイルやらが敵にバレるのはいやだろ」

「必殺技を思いついているのなら、それは隠していればいいだろう! ともかく、トーナメントに参加する同級生たちの実力がどの程度なのか見極めておくに越したことはないぞ!」

「それなら実際に剣を交えなくとも、見てれば大体わかるよ」



 魔法を基礎から学ぶ座学が中心だった魔法学園だが、ニクス・ミストハルトの活躍により騎士科、魔剣士科が増設されてからは、身体を動かす実践練習もとい授業が増えた。


 普段は、魔術師科、騎士科、魔剣士科はそれぞれ分かれて授業をしているのだが、今日は特別、騎士科と魔剣士科が合同で授業をしていた。


 実技において、魔術師科と比べればこの二科は近しいところがあるので、お互いに切磋琢磨させようということで、今、炎天下の校庭で、騎士科の生徒と魔剣士科の生徒が剣を交えている。



「ダークホースでありたいんだよ、私たちは」

「少なくとも今は授業中だ! 授業をサボるような不真面目な生徒が、ダークホースだろうがなんだろうが、生徒会に入れると思うなよ! 相応しくないぞ!」

「……そもそも、魔剣士科の私たちは、トーナメント本戦では魔法も駆使するから、剣で模擬戦をするだけのこの授業に出ても支障はないけど、お前ら騎士科は今日も、そしてトーナメントでも、剣一本で戦うわけだろ? 剣筋というか、剣士としての特徴を知られるのはまずいんじゃないか?」

「そんなことは関係ない。剣士は正々堂々と戦うものだ。敵の裏をかくとっておきや隠し球など、必要ない!」

「正々堂々だろうが、負けたら意味ないだろ。サボらない真面目さが仇となって生徒会に入れなかったら元も子もない」

「俺は、真っ直ぐに、純粋に、真面目に、生徒会に入りたいんだ! 小癪な策を弄し、格上の者の足元をすくってやろうなどという、ヤワな考えでここに立ってはいない! ダークホースより、そっちの方がカッコいいだろう!」

「それで勝てたら苦労しないって。お前はお前を貫けばいいけど、私たちはあくまで実力を当日まで隠すつもりだ」

「隠そうが隠さまいが、強い方が勝ち、弱い方が負ける!」



 騎士科に所属するやつはリードのような脳内筋肉野郎ばかりなのかと疑わしくもあったが、そんなリードを黙らせるにはやはり実力を見せつけるしかないだろうということで、ピカロはシェルムを立たせる。



「よし、じゃあリード。シェルムに一太刀でも浴びせられたら、授業に真面目に取り組んでやる。シェルムは硬化の魔法が使えるから、剣で斬っても大丈夫だ」

「な、舐めてるのか!」

「やってみればわかる。よしシェルム、絶望させてやれ!」

「なんで僕が……お前がやれよ」



 そう言いつつもリードの正面に立つシェルム。構えもせず、いつでも来いとばかりの表情だ。



「ならその体にわからせてやる! 誠実な努力こそが強さの秘訣だと!」



 グラウンドを蹴る。低い姿勢で距離を詰めたリードが、下から斜めに剣を振り上げる。

 鞘に納めたままの剣で受け止める。剣と鞘が衝突した反動で身体を回転させ、リードの剣は次はシェルムの胸を捉える。

 状態を僅かに反らし、紙一重で回避する。


 一呼吸置き、怒涛の突きがシェルムを襲う。角度と速度を変え、迫りくる剣先をいずれもスレスレで躱す。

 一気に詰め、横薙ぎ。鞘の腹で受ける。鞘と剣を互いに押し合う均衡状態──鞘の表面に刀身を滑らせ、バランスを崩しにかかるリード。

 咄嗟、リードの軸足を蹴り上げる。突然体勢を乱されつつも猛攻を止めないリードの剣が、ついに、シェルムの首筋に届く──!


 ──が、しかし。その時には既にシェルムの剣の鞘が、リードの側頭部を強く打っていた。


 シェルムの首まであと数センチのところだった剣を落とし、グラウンドに倒れ伏すリード。多少、強く打ちすぎたらしい。


 気絶するリードの頬にピカロが渾身のビンタを叩き込み、無理やり覚醒を促す。目を覚ましたリードをシェルムが見下ろしていた。



「少なくとも、僕は剣を抜くまでもなかったな」

「ま、負けた……」

「まあせいぜい、あと1週間頑張ってくれ。僕らはトーナメントで本気を出させてもらうから、授業はサボるよ」

「それとこれとは関係な──」



 再び側頭部を衝撃が襲い、リードの意識は暗黒へ。



「真面目すぎるのも考えものだな」



 呆れた様子のシェルム。リードを引きずって日陰に寝かせるピカロ。そんな不真面目極まりない2人のもとに次に現れたのは──。



「ピカロくーん、シェルムくーん」

「お、イデアさん! 対人戦は順調かい?」

「いいえ……そもそも剣が私には重くて。ボコボコにされちゃいました」

「まぁスノウ学園長はイデアさんに魔法の才能があるとは言ってたけど、剣士として大成するとは言ってなかったんだもんね」

「まだ魔法もイマイチなんですけどね……」

「来年、転科できるようになるけど、魔剣士科から魔術師科にいくの?」

「まだ迷ってます。魔剣士科にはピカロくんとシェルムくんがいるし……」

「可愛いいいいいいい──ッッ!!!」



 ピカロの叫びと同時、授業の終了を告げる鐘が鳴る。灼熱の日差しの下で模擬戦を続けていた生徒達はぐったりとした様子で校舎へ戻っていく。

 騎士科の生徒に、リードは熱中症だと嘘をついて保健室へ運ばせてから、ピカロとシェルムも校舎の中へ。


 その2人の後ろについて歩くイデアは、先ほどまでと違い、深刻な表情で俯いていた。


 スノウ学園長からお墨付きを貰ったとは言えど、アルド王国中の若者が憧れる魔法学園に不正のような形で入学してしまったこと。

 それでも魔法の才能があるからと入学を許されたが、イデアからすると自分に本当に才能があるのかわからないこと。

 生徒会に入るための新入生トーナメントまで残り一週間にも関わらず、未だ周囲の同級生より剣も魔法も劣ること。

 授業をサボるシェルムが、努力を積み重ねるリードを圧倒する場面を目撃してしまったこと。


 不正入学の罪悪感と、遅い成長速度に対する焦り、突然放り込まれた実力社会の厳しさ。

 少なくとも、多感な少女を追い込み、苦しめるには十分な重圧であった。


 シェルムの影に隠れがちではあるが、ピカロも只者ではなかった。武器屋で見せてもらった剣捌きがそれを裏付けている。


 ピカロやシェルムを含む同級生たちへの憧憬は、やがて自分の無力さを、才能の無さを浮き彫りにする毒へ変貌し、イデアの小さな心を着実に蝕んでいた。




────✳︎─────✳︎────




 トーナメント前日。


 明日の本戦に備えて、授業はなかったが、ピカロに誘われていた“明日頑張ろうの会”に参加したイデア。

 場所は学生寮一階角部屋──ピカロとシェルムの部屋である。女子生徒を男子の部屋に誘うとは何事だと怒り狂うリードも呼び、4人で集まる結果となった。



「シェルム・リューグナー! あれから6日で俺は格段に成長した! それにあのときは油断していたから俺の本分を発揮できなかったのだ! 明日、俺と当たることになったなら、負けを覚悟するといい!」

「おいおい正々堂々とか何とか言ってた真面目主義者が言い訳とはね」

「言い訳ではない、事実だ! 授業をサボってばかりの不良だと思っていたから、無意識に手加減をしてしまっていただけだ!」

「……まぁ何でもいいけど。トーナメントの対戦表はランダムで決まるから、お前と当たる可能性は低いと思うけどな。30人もいるわけだし」

「ならば決勝まで上がってこい、俺は必ず決勝には上がるからな! というか優勝するからな!」



 相変わらず暑苦しいリードが立ち上がり拳を上げる。シェルムは呆れた様子だ。

 ちびちびとジュースを飲みつつ、ピカロがイデアを一瞥する。



「イデアさんはどう? 自信ある?」

「い、いいえ、全く」

「まぁ生徒会に入りたいわけじゃないなら、頑張らなくていいと思うけどね。成績には含まれないんでしょ、トーナメントの結果は」

「あ、そうなんですか」

「ヘスタ先生がチラッと言ってたよ」

「成績に含まれるか否かで、頑張るか否かを判断するのは不真面目だ!」

「うるせぇ座れリード」

「……ピカロくんは、生徒会に入りたいんですか?」

「ん、いやぁ別に。普通にやったら入れそうだなとは思ってるけど」



 ピカロはシェルムに視線を向ける。シェルムは机の上のお菓子に夢中だ。


 そもそも魔法学園に来た理由は、ピカロとシェルムが有名になるためだ。有名になって、その実力を王国中に知らしめることで、結果として十数年後の魔族との戦いで、人類側の指揮官になることを目指している。


 そのためのスタートダッシュとして、魔法学園で数々の伝説を残そうとは約束したが、生徒会に入ろうとはシェルムは言わなかった。

 ただ、生徒会か否かで知名度が変わるのは自明なので、トーナメントには優勝するつもりでいるが、どちらかと言えば入った方がマシ、くらいの心持ちでいることは確かだ。


 明確に生徒会長を目指して努力を続けるリードに言ったら怒られそうではあるが、ピカロからすれば生徒会自体に魅力を感じているわけではない。



「私ももっと強かったら……」

「え、なに?」

「何でもないです。……すみません、明日は特に疲れそうなので、今日は早めに寝ようと思います。帰りますね」

「お、じゃあ送っていくよイデアさん!」

「だ、大丈夫です。まだ人通りも多いですし」

「い、いや送ってくよ」

「だから大丈夫ですって……」

「いや別にお礼にパンツ下さいとか言わないからね」

「そんなことを心配してるわけじゃないですけど……とにかく大丈夫です。帰りながら明日の作戦とか考えたいので」

「あ、そう……」

「あ、ピカロが食べちゃうから、さっき鼻かんだティッシュは置いていかないでね」

「はい持ち帰ります」

「こらシェルムこら! ぶち殺されたいなら表出やがれこらおいこら!」



 ──学生寮を出て、校門をくぐるイデア。日も落ちかけた王都を俯いて歩く。


 家である武器屋は入り組んだ路地裏の奥にあるので、明るい大通りから暗い細道へ。幾つか角を曲がると、そこには3人の男──イデアを昔から虐めていた男らが座り込み、煙草をふかしていた。


 ピカロ、シェルムと行動を共にすることが増えたことで、この3人に絡まれることは無くなっていたが、今日は1人になりたくて家まで送ってもらうのを断ってしまった──そんな時に限ってこの3人に遭遇してしまう運の悪さ。


 前回、イデアを守ろうとしたピカロとシェルムに痛い目に遭わされた3人からすれば、プライドを傷つけられたあの思い出は忌々しいものだ。逆効果とまでは言わずとも、イデアと関わることをやめようと思うほど打ちのめされたわけでもなかった。


 なんなら「覚えとけよ」という捨て台詞を残して逃げたくらいだ。3人一緒の時に、わざわざ1人きりで現れたイデアに、何もしないようでは虐めっ子の名が廃る。



「おい、珍しく1人なんだなぁ、イデア」

「あのいけ好かねぇイケメンとチビデブに守ってもらうのはやめたのかぁ?」

「この1ヶ月の魔法学園の生活は楽しかったかよ、おい。俺らを見下してたんだろどうせ」



 男のうち1人が立ち上がり、イデアの首に腕を伸ばした。路地裏の壁に叩きつけられ、咳き込むイデア。

 咄嗟に、腰に携えていた剣を振り回そうとしたが、残りの2人に腕を押さえられてしまう。


 髪を強く引っ張られ、呻くイデアを笑う3人。



「あーあ、もういいか」

「……は、離して!」

「おい、お前ら、もうヤっちまおうぜ」

「で、でもイデアのとこのクソ親父にバレたら……!」

「じゃあ写真撮っとけ。……分かってるなイデア? 俺らのうち誰か1人でもお前の親父にボコられたりしたら……というか誰かに相談したら、お前の犯されてる写真、王都中にばら撒いてやるからな。もう誇り高き魔法学園の生徒として、堂々と道を歩けなくしてやるよ」

「や、やっとヤれるんすね……、イデア、顔だけは良いから……!」

「おい最初は俺だろうが。年上を敬え」

「ええ! 一歳しか変わらないっすよ!」

「うるせー。お前は写真係だよ。終わったら回してやる」

「早めにしてくださいね!」



 口を押さえられたが、必死に抵抗するイデア。もう1人に腹を殴られ、抵抗が弱まると、無理やり押し倒される。

 誰もが憧れる魔法学園の制服の内側に、男の手が入る。



「〜〜〜ッ!」

「くそ、暴れんな! 殺されてぇのか! 大人しくしろよ……処女だろお前? 痛ぇだろうが、我慢しろや」

「ちょ、早くしてくださいよ、俺もう我慢できませんって!」

「んじゃ黙ってシコってろ!」



 モジモジする写真係。もう1人にイデアを押さえさせ、男はズボンを下ろす。王都に蔓延る不良として悪事は散々働いてきたが、ここまでのことは初めてである。性的な興奮も相まって、一段と昂っていた。



「昔から、お前をぐちゃぐちゃにしてみたかったんだよ……イデアぁあッ!」

「〜〜〜ッ!」



 ──涙溢れるイデアの目が、絶望に見開かれた、刹那。


 正面の男の首が飛ぶ。噴き出た血飛沫が路地裏を汚す。頭を無くした死体が、イデアに倒れ込むより速く、死体の胸を蹴飛ばす脚が伸びる。


 事態を把握しきれず硬直する残り2人も、文字通り瞬く間もなく首を無くす。


 首は一直線に、美しいまでに切断されているが、剣の抜かれた音はしなかった。ただ、鼓膜を汚す水音と、イデアの跳ね躍る心臓の鼓動音のみが、暗い路地裏に響いていた。


 足音もなく、背後から進み出た誰かが、3人の血で汚れたイデアの制服を見下ろす。



「すまない、服を汚してしまった。洗浄の魔法かけておく」



 言い終わる前には魔法の粒子が制服を覆い、新品さながらの綺麗さを取り戻させた。


 見上げるイデア──しかし、顔は見えない。禍々しいツノの生えた黒い仮面で隠れている。全身真っ黒の誰かは、イデアと違い一滴の返り血も浴びていなかった。



「死体は処理しておく。君は安心して帰って、明日のために早く寝るといい」

「え、えっと、あの……」

「何だ?」

「あ、ありがとうござ、います」

「はは、虐められてたとはいえ、顔見知りを殺されて礼を言うのか。やっぱり、死んでほしいと思っていたんじゃないか?」

「そ、そういうわけじゃ……!」

「でも、復讐を望んでいなかったわけじゃあない」



 仮面の男は、身体をグイッと折り曲げ、イデアの顔を覗き込む。



「君に力があったら……同級生たちみたく強かったら……魔剣じゃなくて実力で入学できるだけの才能があったら」

「……!」

「君は君自身の手で殺していただろう?」

「──こ、殺そうだなんて」

「嘘つきの目をしている」



 そう言って仮面の男は、右手を振り下ろした。人差し指がイデアの右目に突き刺さる。


 喉から悲鳴が溢れそうなイデアだったが、左手の人差し指を口に当て、静かにするよう示す仮面の男への恐怖から、声が出ない。



「力が……欲しいか?」

「はっ、はっ……」

「私のような強さが、欲しいのかと訊いているんだよ」



 イデアの右目を抉るように指を動かす仮面の男。脳内を駆け巡る激痛の電流が、イデアの細い身体を跳ねさせる。


 しかし、そんな裏側で、イデアは思考を続けていた──否、望み続けていた。


 未だかつて見たことのない、圧倒的な強さ。


 この1ヶ月間、さまざまなストレスに蝕まれた心は、その奥底の渇望は、目の前のいびつな“力”に手を伸ばしていた。



「選ぶのは君だ──イデア・フィルマー」



 仮面の下で、ニヤリと笑ったのが、わかった。


 父の顔が、ピカロの顔が、浮かぶ。小さい頃何度も読み返した、伝説の勇者の絵本が──魔王を倒した最後のページが浮かぶ。


 愛して、感謝して、憧れた光景。


 それでも、最後に見えたのは、小さくて、弱くて、情けなくて──大っ嫌いな自分自身の姿だった。



「……──さい」

「ん?」

「力を……誰にも負けない強さを、私にくださいッ──!」

「──喜んで」



 その為にここに来たんだからな──と。呟いた低い声がイデアの脳に響いた、直後。


 ──熱を帯びる。身体が燃えているかのような錯覚。特に抉られた右目から、形容し難い熱さと、胸を満たす多幸感が──力が、流れ込んでくる。


 ゆっくりと指を抜かれる。赤黒い光が、イデアの右目に灯っていた。



「今日から君も、“こちら側”だ」




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