序章
初めてなので、
読みにくいと、思いますが
読んで欲しいと思います
出来ればでいいので、
感想など書いて貰えると嬉しいです!
目覚ましの音で目が覚める
カーテンの隙間から差し込む朝日が眩しい
「もう、朝か」
また、めんどくさい学校に行かないといけない
また、深く落ちそうになる意識を無理矢理覚醒させ、
ちんたらと制服に着替える
朝の通勤、通学ラッシュは普通にキツイ
「電車、止まんねぇなかぁ…」
そんな事を考えながら駅のホームに着いてしまった
「行きたくねぇなぁ…」
まだ、諦め悪くそんな事を呟いていると
「じゃあ、転生してみるかい!?」
え?と思う間もないまま背中に軽い衝撃が走った
目の前には、もう電車が来ていた
「大丈夫!ステータスは好きにいじっていいからさ!!」
そんな問題じゃねぇ!!
おいおい、俺はこんなところで死にたく無かったぞ
そりゃ、転生はしてみたいとは、思うけどさ
せめて、誰かを助けて死ぬとかさぁ!
主人公っぽい死に方あっただろ!
そんな事を考えながら、俺の意識は無くなっていった
目が覚めるとそこは暗い部屋の中の様だ
ん?
目が覚める?
俺、生きてんのか?
電車に跳ねられた様な気がするんだが
「せいか〜い!!」
は?
「うん!!そのと〜り!
君は一度死んでいるんだ!」
は?
「んーとねぇ、ここは、《転生の間》っていうんだよ!」
ちょっと待て
「待て待て、色々と聞きたい事はあるが
まず、お前は、だれだ?」
「僕の名前はテトリア・エウリュステウス!
気軽にテトスって呼んでくれ!」
「オーケー、テトス
何故俺はこんなところにいる?」
「簡単な事さ!
僕が君を転生させようと思ってね!」
……簡単か?
「テトス、…お前は何者だ?」
俺は少し、いや、かなり混乱していた
「んーとねぇ、
僕は一応、神様?かな?」
何で疑問形なんだよ…
「取り敢えず、君のステータスを決めるから、
ちゃっちゃと決めちゃって?」
テトスは、そう言うと、俺の方を見て瞬きした
すると、俺の目の前に、半透明のプレートが出現した
そこには、名前の他に、
power、defense、speed、luck、spellの欄と、
abilityの欄があった
「これ、どうやって設定すんの?」
「あ〜、ごめんごめん
説明がまだだったね!」
こいつ、忘れていやがったのか…
「じゃ、説明するね!
上の段のpowerとかは、マックスが設定されていてね?
それまでなら、好きな様に弄ってくれて構わないよ!
abilityの欄は、元々ある選択肢の中から好きなだけ、
選んで構わないんだ!」
ほう…
「デメリットは?」
「無いと考えてくれて構わない!
ただ、パラメータによっては、
転生先が、人間にならない可能性があるんだぁ!」
なら、デメリットはないって事でいいな、
そうなると、
「何故俺にここまでするんだ?」
「ぶっちゃけ、君の転生先の世界を救って欲しいんだ!」
「なんでだ?」
「僕の世界だからだよー!」
こいつ、テンション高いな…
「お前、神様なんだろ?
自分でどうにかしろよ」
なんで人を使うんだ?
「…神には、神の掟というものがあるのさ!!
と、言うわけで出来たかい!?」
「待ってくれ」
といってと、
パラメータは全部マックスにして
スキルも、全部選んだから、
あとは、名前だけなんだよなぁ
本名の「櫻城龍斗」は、嫌なんだよなぁ
「なぁ、テトス
異世界の人達って、どんな名前なんだ?」
「んーとねぇ、僕みたいな名前かな!」
「オーケー、なんとなくわかった」
「リュウ」でいいか
「できたぞ」
「よし、
じゃあ説明は向こうに着いたらするよー」
テトスはそう言うと、
手のひらを俺に向けた
すると、俺の足元に魔法陣が浮かび上がった
「それは、《転生魔法陣》というものさ、
異世界の人を僕らの世界に転生させる為の魔法陣」
説明しながらも、俺の体を魔法陣の光が包み込む
「頑張ってね!
異世界の勇者さん!」
すみません、
長くなってしまったので
本当に序章のみになりました
次は、本編に入るので
よろしくお願いします!