4月13+1日
間に合いました。
拉致された側の視点です。
くそっ!!どうなってやがる!!
とにかくこのあと少しで殺されるくそったれな状況だがなにかかかねーときがくるいいそーだからかくことにする。
くそがじがかきづれー
えーとどこから書こうか迷うがとにかく頭から書く。
一番最後のまともな記憶は4月13日に二週間ぶりに外に出た記憶だ。
たしかババアに近くのコンビニにチキんを買いに行かせても30分たっても買ってこなかったから台所に怒鳴りこんだら、変な仮面をつけた奴がいた。
なんか刃物持ってたから家のそとに逃げたら急に目の前が真っ暗になった。
そんで気づいたらこのコンクリートがむき出しで、窓もねーし、照明が上の蛍光灯くらいのくそったれな部屋に入れられていた。
扉は粗末なガキがつけられたちゃちい木の扉だ。
そこから出ると6人くらいの奴がいた、男がジジイとおっさんとメガネ、女はばあさんとガキとJKだ。
周りも同じ数のちゃちい木の扉があって、それとが別にいかにも頑丈そうな金属の扉がある。
あとが、くそったれなことに死体が真ん中のテーブルにおかれてる。
胸糞悪いことに元が誰なのかわからねーようにぐちゃぐにされてる。
殺されて間もないみてーで、血の匂いがプンプンして吐き気がする。
ガキ以外は殺人犯かもしれねーので互いに探るように見ている。
しばらくするとおっさんが口を開いて
「自己紹介をしないか」
と言い出しやがった。
そのおっさんは自分が医者だとか言っていたから、自嘲気味に俺はニートの引きこもりのピザ野郎だと言って死ぬほど煽ってやった。
ここで嘘をつくべきだった。
正直に言う、少し前に流行ったみたいなデスゲームの導入のようで興奮していた。
そして、そういうのは大体一番負け組っぽいやつが話の中心になる。
そんなくっそ下らねー話を思って浮足立っていた。
そこでどこかから雑音が聞こえる。
出所はいつの間にかできていた扉の上のスピーカーからだ。
―ゲームをしましょう
この部屋からは全員は出られません―
その時は来たって思ったよ。
ああ、甘かったよ。
全員ざわついて、ガキはピーピーないてて、まだ比較的冷静だったのは俺だったよ。
その時はまだな。
―いらない人を生贄にしてください―
と言ってそこで終わった。
ついで、いかにも首を吊るのに適してそうなロープの輪が降りてきた。
くそ!!あの瞬間のあいつらの表情は生きていられたら一生夢に見るだろうな。
あきらめと安堵、こいつを吊るせ。という男連中の獣じみた顔と、女の見てないし聞いてないという表面上だけの痛ましい表情。
クソが!!
必死に口を開いて何とかしようとしたが、おっさんが聞く耳もたずに殴ってきやがった。
ああ、そうだろうさ。
現実のデスゲームなんて話し合う余地なんてなかった。
だから首を絞めてきたおっさんの指を噛みちぎって逃げた。
そうしたらメガネがタックルして馬乗りなって俺の顔面をボコボコに殴ってきた。
頬を殴ったときに、俺の前歯が折れた。
同時にメガネが右手を抑えてた。
どうやら俺の前歯で手の甲から切ったらしい。
喋りにくいが、ざまあみろって言ってやって、股間を蹴り上げて何度も何度も殺すつもりで踏んでやった。
何度か嫌な音と感触がした。
そうしたら左のわき腹に灼熱感が来た。
そっちを見るとJKがボールペンを俺のわき腹に突き立てていた。
目の端にうつるばあさんは、でかした、とでも言いたそうな表情をしている。
が、あんまり痛くねーから髪をつかんで地面に押し倒して何度も何度も何度もぶゆけてやった。
それないの顔をが一回ごとにぐちゃぐちゃになるのはたのしかった、から後ろから殴られた。
ばばあとおっさんだ。
そしてじいさんがおっさんにベルトを渡して首をしめてきうがった。
火事場のばかカっていうんんだろうな、おっさんとじいさんを弾き飛ばしてなんとか元いた部屋に逃げ込めた。
じいさんとひょろがりが居るとはいえ、男三人の力にはもうこのとびらももちそーにねー。
なんだかんだで血も出てるしこりゃ死ぬ。
が、賭けがある。
もし俺が死ぬより早くひとりぶっ殺せばそいつを生贄にすればいい。
どいつが良いか。
じいさんかメガネのヒョロガリが楽だ。
でもこれには問題がある。
おっさんは体重こそ俺より軽いが少し鍛えてるみてーで、意固地に俺を殺しに来るかもしれない。
だからおっさんだ。
それにひょりがりとじいさんじゃ多分俺に対抗できねーし、もうふたりやっても誤差だ。
そしたらJKを襲える。
興奮してきた、顔少しつぶしたがそれでも体は中々だ。
ああ楽しみだ。
どうせなら
ころこして、なんならガキもいいかもしれねーな。
ひひひひひひひひ、こんな状況だもんな、すぐ出る必要もねーだろうし、最悪全員殺してでたらめ言えばいい。
ぜんいんぶっころしrてやりる!!
明日も頑張ります。




