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4月29日-15

間に合いました。


2020/02/20 かぶっている場所を修正しました。

 ウォーモンガーの自殺が視界に映る。


 唐突な行為にさすがに思考が一瞬空白になる。


 ()()()()()()()()()()


 高熱で白く輝く剣を首の振りで投擲した。


 向かう先は――


「なっ!?」


 慌てて手を伸ばすが届くはずがない。


 かすりもしなかった手は虚空を泳ぎ。

 目は向かう先――()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()


 刀身が発する高温で進路上の雪を蒸発すら超えて水素と酸素に分解されているのか燃焼しながら赤い軌跡を残しながら突き進む。


 生身の橘はかするどころかすぐ近くに着弾するだけでただでは済まない。


「ぁ――」


 引き延ばされた時間の中、橘に向かう剣に気付いた淡雪が橘を押しのけるようにして逃がした。


 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()


 蒸発、分解されながら、俺を見て口を開いた。


「――」


 がその言葉は声にならず消えた。


 その表情は俺が生き残ったことへの安心と、自身が消えてしまう事への不安を浮かべていた。


()()()()


 かろうじてできたのはそう叫んだことくらいだ。


=============================〇==


「ぅ――」


 胸の奥から突き上げられるようなえづきがくる。

 手足がしびれが走り、震えが止まらない。

 視界は激しく明滅し耳鳴りもひどい。


 せき止められたていた情報に脳が暴れるのもそうだが、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 その事実に深く打ちのめされる」。


「く そ」


 目からボロボロと涙がこぼれ、うずくまる。

 胸の内に大きな穴が開いたようにただただ寒くてうずくまり力の限り自分の体を抱きしめる。


「あわゆき……」


 今どんな状況なのかすら忘れ去り、言葉を漏らす。


 体は石がくくり付けられたように重く、心は沈み込み軋みを上げる。


 と――


()()()()()()()()()()()()()?」


 するりと脳にそんな言葉が滑り込む。


 優しく穏やかな声だ。


 視線を上げるとリーパーと目があう。


()()()()()()()()()()()()()()


 口元はうっすらと微笑み。

 視線はどこまでもやさし気だ。


「それ……は」


 脳に感染してくる魅力的な言葉。


 震える心はゆっくりとそちらを向く。


()()()()()()()


 かがみ、俺に視線を合わせる。


()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()


 表情には余裕すら見て取れる。


 リーパーは手を差し出している。


 その手に対して俺は――


()()()!!」


 ()()()()()()()


()()()()()()()()()()()()()()――」


 リーパーをにらみつけ言い返す。


「今までの事、そしてこれから、全部本気じゃなくなってしまう」


 萎えた心で砕けた体を立ち上がらせる。


()()()()()()() ()()()()()()()()()()


 宣言し殴り掛かる。


 それを驚きつつも嬉しそうな笑みを浮かべたリーパーは甘んじて受けた。


 大して力がこめられていないというのもあるが。


「ふふ、では山上君はこの惨劇を受け入れる、と?」


 示したのは虫の息を通り過ぎてピクリともしていない乗客たちだ。


 今すぐ病院に連れて行ったとしても手遅れだろう。


 その光景に足がなえかける。

 が、歯を食いしばり。


「……」


 リーパーをにらみつける。


()()()()()()()()()()()()()()()()()()


 言いながら俺の側頭部を打ち。

 脳を揺らし意識を刈りにき――




「BOooooo!!」




 突然外から巨大な生物がうなるような音が聞こえる。


 それに驚いたのかリーパーは攻撃をやめて、非常扉から外を見て――


()()()()()……()()


 つられてそちらに目を向けて、驚くべきものをみた。

明日も頑張ります。

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