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卯月廿六-1

間に合いました。


2020/02/20 二重になっている場所があったので修正しました。

 朝の気配がしたので体を起こす。

 場所はとある施設の地上階。


 窓もないそこにマットレスを敷いただけの寝室だ。


「ん……」


 筋を伸ばすように体を動かす。


 ここのところ無理のし通しだが大して影響は出ていない。


 周りの人からは、

 無理がきくうちに無理をしたらあとが辛いぞ。

 と脅されるが今は無理をしないといけない時期なのでゆっくりと立ち上がる。


「さて工程は、と」


 淡雪ちゃんからの報告に目を通す。

 工程自体は八割完了して量産体制に入るところのようだ。


「これで人が一方的にやられることはなくなるわね」


 あとは対戦車兵器との連携システム構築だ。

 やることは多いが質の向上が果たすことができればかなり有利になる。


「さて、と」


 軽く顔を洗ってから今日を始めることにする。


==========================〇=====


「今日は朝から騒動もないので静かね」


 と思いながらその他の報告に目を通す。


 着替えを行い、朝食後に香ばしいコーヒーを片手にじっくり考える。


「問題は後手後手に回らざるを得ないことよね」


 頭の痛い問題だ。

 起きた場合にすぐ対処は行えるが、事件や災害を起こす性質上未然に防ぐことは不可能だ。


「起きた場所がかつての場所と一致しているならまだ何とかできたかもしれないけれど」


 思わずため息をついてしまう。


 上からの文句が書かれた封筒に手を付ける。


「……」


 軽く目を通して、お決まりの文言をしたためて送る手配をする。


「なkあなかうまくいかないですね」


 と言いながら送られてきた手紙を封筒ごとシュレッダーに入れる。


「おはよーございますってか」


 といつもどおりの能天気な声で青木氏が入室してきた。


 手には湯気の立つカップを持っている。


「もうしばらくしたら針山警部も来るからそれから今日のミーティングって感じかな?」


「そうね、そろそろ大詰めだもの、気を引き締めていくわよ」


 と口に出して、コーヒーの残りを煽った。

明日も頑張ります。

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