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21話 魔法使い爆誕!

前回のあらすじ「1+1=2って何?」

―「薫宅・庭」―


「はっ!!」


 朝の寒空の中、痴漢対策で覚えた武術の型を次々とこなしていく。


「よっ!」


「おはよう薫兄……」


 縁側を見ると欠伸をしてる泉がいる。


「おはよう。泉」


「おはようッス……」


「おはようなのです」


 レイスとフィーロの2人も起きてきたようだ。


「何をやってるのですか?」


「武術の練習かな? もう習慣として身に着いちゃってやっているところもあるんだけどね。とはいっても、毎日はやってなくて週3、4回ぐらいだけど」


「へえ~。だから強かったんッスね」


「まあ薫兄、痴漢相手に実戦も豊富だからね」


「……悲しいけどね。ふっ」


 そこのトラウマを抉らないで欲しい……。


「だ、大丈夫なのですか?」


「キニシナイデ」


「何時ものことだから置いとくとして、レイスも試しにどう?」


「え?」


「魔法。試しにやってみない?」


 昨日、あれだけ泣いたりしたのだから何か変わったのではないかということで、やってみようということだろう。それと何時もの事で流さないで欲しいんだけど……。


「それならここに向かって炎を出してみようか」


 僕はここはツッコミを入れず、何事も無かったように足で地面に的を描いていく。


「レイスどうッスか?」


「……やってみるのです」


 縁側の縁に立ち、両手を胸の前で合わせて目を閉じて集中する。


「難しいことは考えないで、炎を出すだけ炎を出すだけ……」


 昨日、僕が行ったことを思い出すように何度か口にする。皆、固唾を呑んで見守る。


「ふう~……えい!!」


 目を開け、手を前に出す。そして……小さい火球が地面にぶつかり消える。


「……」


「今のって?」


「火球だね」


「や、やったのですーー!!!!」


「よっしゃあ!! 復活おめでとうッス!!」


 フィーロがレイスに抱き着き喜ぶ。   


「レイス。おめでとう!」


「よかったわね!」


「いえ。これも薫のお陰なのです。ありがとうなのです」


「お陰かどうか分からないけど、どう致しまして」


 どうやら付け焼刃のカウンセリングが功を奏したようだ。


―薫は「魔法使い(ガチ)」になった!!―

内容:精霊と契約した者に送られる称号。使える魔法は精霊と頑張って増やしていきましょう。もう30歳童貞だから魔法使いとは言わせません!


「……なんだろう嬉しい状況なのに凄く馬鹿にされたような気がする」


「薫兄。どうしたの?」


「え、いや。何でもないよ」


 ふと目をやるとレイスたちは大いに喜び合っている。こうして彼女たちの旅の目的は終わったのであった。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

―「泉宅・自室」フィーロ視点―


「凄い数の衣装ッスね」


「コスプレイヤーだからね。自作しているのよ」


 あたいはフィーロ。今パートナーになった多々良 泉っていう女性の家にいるッス。


「薫の家とはまた違うッスね」


「薫兄の家は畳とか襖とかある少し昔の家だから。こっちの家は新しいわよ」


「へー。そうなんッスね」


 あたいはリビングと言われる部屋を見て回る。ここにも形は違うが温かい風を出す……えーと。確かエアコンだったかな? 後はテレビという絵を動かす機械もある。後は……うん?


「あの絵って泉と両親ッスか?」


「ええ。そうよ」


「となるとご両親に説明しなくて大丈夫ッスか? うちらの存在ってこっちだと珍しいんッスよね?」


 あたいからしたら異世界であるこの世界は他種族がいない人族だけの世界らしい。それなら、あたいを見た瞬間、泉の両親はかなりビックリするだろう。


「気にしないで、今この家には私しかいないから」


「そうなんッスか?」


「……言っちゃうと私の両親、数年前に事故で亡くなっているから」


 少し困ったような表情で話す泉。知らなかったとはいえ配慮が足りなかった。


「え? あ、そうなんッスか? その……。なんか…えーと…ゴメンッス」 


「だから気にしないでって、どうせ一緒に暮らすんだから黙っていてもバレるしね」


「泉は両親がいなくなって1人で寂しく無かったんッスか?」


「今は慣れたかな。それに昌姉や薫兄がちょくちょく遊びに来てくれたし」


 そう言うけど泉の顔はどこか悲しそうだったッ。この広い家に1人はかなり寂しいはずなのに……。


「ウチ、お喋り好きだからこれから騒がしくなるッスよ!覚悟するッス!」


「分かったわ。よろしくねフィーロ!」


「はいッス!!」


 泉が寂しくならないように頑張るッスよ!


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

―同時刻「カフェひだまり・店内」―


「まあまあ、凄いわ薫ちゃん!!まさか精霊と契約しちゃうなんて!!これで魔法使い(ガチ)ね」


「その(ガチ)はいらないから!」


 泉とフィーロは一度、泉の家に行くことになり、僕は仕事のためレイスと一緒にひだまりへ、そして……昌姉にレイスを紹介中である。


「は、初めましてレイスと言います。これからよろしくなのです!」


「ええ。よろしくねレイスちゃん」


「よろしく」


 マスターもカウンターから挨拶をしてくれる。


「とりあえず聞きたい事とか色々あるんだけど、お店を開く時間だから後で聞かせてね」


「は、はい!」


 そしてレイスは昌姉に誘われて厨房の中に入っていく……久しぶりに空を飛びながら。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

―お昼時―


 お昼頃になりお客さんで店が一杯になる。


「すいませーん」


「はい! 今伺います!」


「お待ちどうさまでした」


「ありがとうございました!」


 注文を取り、料理を運び、お会計をする。時には簡単な仕上げとかもしたりする。この時間帯は本当に忙しい。


「凄いのです」


 レイスはお客さんから見えない厨房で使われてる器具を見ていた。魔法が復活した今、厨房内を迷惑のかからないように配慮しながら飛び回っている。昌姉もチラチラと見ている。


「やっぱ凄いわよね~。精霊がいる店なんてきっとここだけでしょうね」


「そうだね」


「次回の薫ちゃんのコスプレ衣装は魔法使いで決まりね」


「何で急にその話になるの?」


「すいませーん!」


「はーい!」


 お客さんに呼ばれて席に向かう。入口を見ると席待ちのお客さんがいるのでまだまだ慌ただしい時間は終わりそうに無い。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

―数時間後―


 一段落が付き、僕たちは遅めの昼食を取る。今日は珍しく店内にお客さんが1人もいないので、全員で同時に取っている。


「美味しいのです~!!」


「そりゃ、良かった」


 今日の賄いはマスターの特製ミートソースのスパゲッティだった。


「こんな食器もあるのね」


「ミニチュアのやつだけどね」


 必要だと思って、家からレイス用の小さい食器持ってきておいて正解だった。


「そういえば……レイスちゃんって旅をしていたのよね?」


「そうなのです?」


「となると、旅で使っていた自分用の道具とかあったんじゃないの?」


「えーと。それなんですけど」


「実はレイスの旅の道具見せてもらったんだけどね……長旅のせいで大分傷んでいて危ないから使うのを止めといたんだ」


「そうなの?」


「うん。あと、泉が服を見て、大分ボロボロだから2人の服は私が作る! って」


「泉ちゃんが?」


「尋ねたら、作りたい!! って言っていたよ」


「ふふ。あの子らしいわね」


 作った衣装を販売したりしているので泉の腕には心配は無い。また自分が作りたいと言う所からして、気分転換とか新しいインスピレーションも兼ねているのかもしれない。


「後、他にもレイスちゃんに質問したいことがあるんだけど」


「何ですか?」


「精霊の国ってどんなところなのかしら?」


「えーと。私の国ですか?」


「そうそう! 飛べたり魔法が使えたりする日常生活ってどんなものなのか気になるのよね」


「確かに俺も気になるな」


 ……二人の言う通り確かに気になっていた。精霊は飛べるし魔法も単独で使える。となると飛ぶことも魔法も使えない僕たちとでは日常生活はかなり違うだろう。是非とも小説のネタとして聴きたい。でも……。


「話しても大丈夫?」


「……いいのです」


 その表情は暗い。ほぼ迫害とも言っていいような扱い受けたのだから仕方がない。


「……私達の国の街並みとか道具は他の種族とあまり変わりません。でも一番違うところは私達にしか住めない国ってところでしょうか」


「精霊しか住めない?」


「サイズが私達に合わせた街なのです。そのため他の国々と違って他種族が住めないんです」


「なるほどな。まあ、わざわざ自分達が不便な建物なんて作るわけ無いしな」


「でも……旅人が泊まるような施設とかも無いのです」


「へ? 無いのか?」


「それって……かなり閉鎖的じゃないかしら?」


 コクン。とレイスが頷く。


「仲間同士は仲はいいのです。でも……魔法が使えなくなった途端に私の場合は仲間と見なされなくなりました」


 食事の手を止めて淡々と話す。その顔はどこか悲しそうだった。


「平和で何も不自由しない。周りの国から精霊は必要とされるから戦争は無いし、逆にこちらはあちらを必要としない。それゆえに変化を嫌うし、平和を脅かす脅威に対しては排除する……そんな国になってたんですね。きっと……」


「じゃあ、一般的に精霊が自由気ままっていう異世界での話は……」


「そんな国が嫌になって出ていった人達ばかりだからだと思うのです。旅の最中にもそんな同族に会いましたから」


 なるほど。他の種族と関わりを持たず、閉鎖的な国だからそれに反発する者は勝手に出ていったってことか。


「国のやり方に意見する人はいなかったのか?」


「いても大勢の声には無力ですから……」


 大多数の前では少数の声は圧倒的に無力になる。少し特殊な人がいるとその人をイジメたりする。これらの問題は異世界に行っても変わらないようだ……。


「ゴメンね。変な事を聞いちゃって」


「全然いいのです。私自身すでに戻る気はないですから」


「でもご両親は?」


「……私がいない方がいいのです」


 その言葉にとても切なくなった。まだ年端のいかない精霊がここまで言うなんて……。どれだけ辛い思いをしたんだろう。


「レイスちゃん。私達には気がねなく甘えていいからね」


 昌姉が指でレイスの頭を撫でる。少しでも元気付けようとしているのだろう。


「パートナーになったんだから僕にも言ってもらっていいからね」


「無理のない程度なら俺も構わないからな」


「ありがとうなのです」


 こちらの世界に来てもらったレイスが楽しく暮らせるように頑張ろう。この時、そう僕は思った。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

―その日の夜―


「こんばんは!!」


「あら、いらっしゃい泉ちゃん」


 閉店時間に近い時間で泉がやって来た。そして昌姉に近づき持っていたカバンを開ける。何やら笑顔で昌姉が話しているところからしてフィーロと挨拶をしているのだろう。まだお客さんがいる店内では大ぴらに紹介できないだろうから。


「泉ちゃんも魔法使いか……。あ、それでなんだけど」


「大丈夫。薫兄の衣装もう少しで出来るから!」


「そう。良かったわ~」


「良くないからね!?」


 2人にツッコミをいれる。というかなんでそうなる!? というよりレイス達の服は? 自分の衣装が先じゃないのかな?


「薫兄の服が一番早くインスピレーションが浮かんじゃったんだもん」


「だもん。じゃないよ。というか声出してないよね僕!?」


「良かったな薫」


「マスター!? そこはツッコんでよ!!」


「いや。ツッコんだら負けかなと思ってな」


「何に負けるの!?」


 周りが女性ばかりのこの状況で味方はあなただけなんですが!!


「いつもながら薫ちゃんツッコミ冴えてるわね」


「あれを見ると本当に平和って感じられるわね。でも……次はどんな衣装を着るのかしら」


「あ。そうしたら、今度撮れたらお見せしますね」


「お客さんに見せないでよ!!」


 昌姉。弟の女装姿を常連のお客さんに見せるってどうなの!? と思いながら全力のツッコミを入れるのであった。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

―閉店後―


 人目のつかない店の裏であることをするために集合している。


「そしたら魔法を使ってみるッスよ!!」


「「「おーー!!」」」


 そう、カーターたちみたいに魔法が使えるかやってみたかったのだ。


「というわけで、基本は炎、水、風、地の四つ。後は魔法陣を使えばこれらに含まれない魔法も使えるッス。今回は基本の魔法を使ってみるッス」


「それで具体的にはどうすればいいの?」


「契約した人と使いたい魔法をイメージして使えばいいのです。属性や威力、方向、どんな効果を付与させるか。多少のズレは問題なく使えるはずなのです」


「イメージか……」


「はい。ただそれだと難しいので、言葉にしたりしますね」


「呪文ってこと!!」


「そうッス。ファイヤー、ウォーター、ウィンド、アース。その4つが基本ッス」


「その言葉の時にどれだけの威力か方向、どんな効果を持たせるかを事前にパートナーと打ち合わせして決めておく必要があります」


「何か難しいわね~」


 昌姉が持ってきたお茶をすすりながら答える。


「はい。それだから最初にパートナーになる人間との相性が大切なのです」


「だからあの時どっちがいいって話をしていたのね」


「そういうことッス。うちら精霊は何となくそこが分かるッスから」


 互いの価値観があまりにも違い過ぎると上手く魔法が使えなくなるのか……。


「よし!! じゃあやってみようよ!! それで何の呪文を使うの?」


「ウォーターがいいかと。丁度、指先からあのティーポットから流れる量ぐらいで」


 レイスの指さす方向にはマスターが丁度、急須から緑茶を注ぐところだった。


「では、さっそく泉やってみるッスよ」


「オッケー!」


 そういって泉は指で銃のポーズを取る。


「いくッスよ」


「ウォーター!!」


 言い放った瞬間、指先から水が流れていく。


「できた~!!」


「やったッス!!」


「泉ちゃんおめでと~!!」


 ぱちぱちと皆で拍手する。


「それじゃあ、僕たちもやってみようか」


「はいなのです」


「いくよ……。ウォーター!」


 同じようにやると水が出てくる。


「すごーい!僕にも出来た!」


 パシャ!


「薫兄。ついに魔法使い(ガチ)の道を歩み始めた瞬間である」


「……ツッコまないよ」


「泉ちゃんも撮ってあるから安心して頂戴ね」


 そう言って昌姉がスマホを振って見せてくる。いつのまに……。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

―数十分後―


 その後、他の呪文を試した結果。無事に全部使用できた。炎はライターのような炎が出て、風は的にした瓶を転がせたし、地は地面を動かしてほんの少し耕すことができた。


「これで基本の基本はオッケーね!!」


 泉が笑顔で言う。意外にも簡単だったな。


「後は、パートナーと打ち合わせしてどの言葉にどんな風な魔法にするか決めていけばオッケーッス。ただし、注意点が一つあってあまりにもイメージが難しい魔法は発動しないし、出来ても精神的な疲労を起こして倒れたりするので注意が必要ッス」


「ああ、すごい高温の炎とか山を破壊するほどの爆発とかか」


「そ、そんな呪文使える人いるんですか?」


「え。2人が会ったカーターたちが使えるって、後カシーさんたち賢者もその位の爆発は……」


「「賢者と知り合いッスか(なのです)!?」」


「2人に会う前に王宮内で会っていたわよ?」


「この前、店にも来てくれていたわよね」


「……賢者と知り合いの人なんて、なんか感動ッス」


「ぜひ、会ってみたいのです」


 2人が目を瞑り感動に浸っている。……すぐに会えると思うよ。変人だけど。


「後はこれで空を飛べればな~」


「さ、さすがにそれは難しいッスね……」


 泉が言った言葉に対して、苦笑いしながらフィーロがそう答える。


「風で飛べても、維持するのが大変ですし仮に飛べても長くは持たないのです」


「それは残念ね」


 泉が残念そうに肩を落とす。まあ、気球でも大分驚かれたしそんな魔法はあちらの世界に無いのだろう……って、あれ?


「そういえば、空を飛ぶって風の魔法じゃないとダメなの?」


「「「へ?」」」


「薫ちゃん大丈夫かしら? 熱でもあるのかしら。」


 何とんちんかんな事を言ってるのかと、皆から心配の目で見られる。でも、ちゃんとした理由はある。


「鳥や飛行機とかは確かに揚力とか風に関係するけどさ……。魔法で重力を無効化とかできないかなって……」


「「重力?」」


 レイスたちが首を傾けながら訊いてくる。


「え? まさか……。それに風を起こすより大変な気が……」


「いや。いまさらなんだけどさ……その……精霊の二人を見てて思ったんだけど、風なんか起きて無いよね。あれ」


 皆がレイスたちを見る。レイスたちもお互いから風が吹いてないか思わず確認する。


「確かに言われてみれば……」


「そうなのです」


 どこからか風が吹いていないかお互いを確認していたが、どこからも吹いていないと分かって、互いにその手を下ろし、静かに驚いている。


「確かにそうだな。風が起きていたらレイスちゃんが厨房内を移動していた時に調理器具とか揺れたりするはずだろうしな」


「髪も常に揺れたりなんてしてないわね」


「あ、あれ。もしかしてあたい達が飛んでるのって風の力じゃないの……?」


「それに重力って?」


 2人が頭を押さえる、というよりフィーロに至っては何か頭から煙が出ているように見えるんだけど!?


「うわー!? 2人とも落ち着いて! 説明するから!」


 このままだと昨日までのレイスのように2人が魔法が使えなくなりかねないので、急遽、重力についての講義を始めるのだった。

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