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さよなら

作者: 離羅

さよなら。

貴方は春の風のように優しく

さよなら。

貴方は雨のように潤いをあたえ

さよなら。

貴方は海のようにおおきな心で

さよなら。

貴方は鳥のように独りとんで逝ってしまったの


冷たい貴方に触れた時

私の心は昔には戻れない…

貴方と交した約束も守れないまま

私を独り残して

貴方は独りで逝ってしまった

「元気で……」と貴方と交した最後の言葉に何度悔やんだろう

もう少し側にいてあげればと何度悔やんだろ

もう少し話しをしていればと何度悔やんだろう

明日にはもういない貴方の残像をどこに探すのだろう

私は独り貴方の温もりおい続けて

明日も見えずに記憶の中に貴方をおい続けて

私の記憶の中で永遠に生きて

貴方の暖かい笑顔を

貴方の優しい声を

忘れないように…



一緒にいょうって約束

もう叶うこともない約束

二人だけの約束

秘密の約束

もう交せない約束

それでも私は貴方と交した約束を忘れない

大好きだったんだよ?

貴方に羽があればどこへでもつれていけたのに…




「もう泣かないよ」

でも今だけはこの時だけは

貴方が残した軌跡〈足跡〉

見つめ少しだけ泣かせて下さい

貴方がみつめた未来〈明日〉

私が生きる未来〈明日〉

もう側にいない貴方

どうかまた次あえますように…

もう側にいない貴方

どうか笑顔でいて下さい…



さよならまたね…

4月2日〜最愛の貴方へ〜




〜貴方の心を忘れない孫より〜

これは私が実際に祖母の告別式で読んだ、手紙に手を加えたものです。

小説ではないですが読んでいただき光栄です

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