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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

花の咲く音

作者: メタロン

とある絵を見てイメージしたものを書きました。

とても短くさくっと読めるのでお楽しみ頂けると幸いです。

君は花の咲く音を聞いたことがあるかい。きっと聞いたことがないだろう。もしかしたらそもそも音は発生しないのかもしれない。それでもその瞬間に命が生まれ、周囲にも命の息吹が注がれる。それはまるで友達のようだと思わないかい。僕たちはいったいいつから友達なのか。初めて会った時は恐らく違うだろう。そのまま遊んでる途中に芽生えたのか、はたまた次も遊ぶ約束をした時なのか。お互いにいつからという認識が違う可能性は十二分にあるし、そもそも認識すらしていないかもしれない。でも確かに今ははっきりと友情があるし、その繋がりが新たな友情へと広がっていく。ただ1つはっきりとしたそれの中に最近少し陰りが感じられるんだ。それはもしかしたら花ではなくまだ蕾なのかもしれないと。まだ君の中にその蕾は花開いていないだろうし、そもそも違う花を咲かせて満足しているかもしれない。でももしその蕾が開けばきっとそれは君が今まで見た事のない色や形をした花だろう。僕の認識では既に僕の中に花は咲いているが君を目の前にすると君の認識に当てられ僕の花は蕾へと戻っている。それはとても苦しくもどかしいものなんだ。だからお願いがある。僕の花を咲かせてほしい。


最近本を読み始め、自分でも書きながらの方がより一層読むのが楽しくなるなと思い書く事を始めました。

長編も執筆中です。

息抜きに短編も書いていく予定なので楽しんで頂けると嬉しいです。

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