89 久しぶりのステータス確認とお金の使い道。
こんばんは、こんにちは。
いつもありがとうございます。
今日もよろしくお願いします!
※魔物参考資料 『魔物図鑑』 作者:龍崎 明様
『ファンタジー初心者用語解説』作者:滝川 海老郎様 他を参考にさせていただいております。ありがとうございます。
今、俺はフラットの空間の中です。サンとノルと一緒にゴロゴロしてますが。
そして、気がつけば俺は十歳になってました。
ずっと確認してなかったステイタスを確認することにしました。
■ナギ・ワシュウ
≪ステータス≫(迷宮国シルビアを出た時)
年齢:十歳 性別:男
身長:百三十六センチ 体重三十八キロ 白銀髪ロングヘア(生まれてから切ってない)
種族:人間
レベル:50(*10)
生命力:3500(*10)
魔力:4500(*10)
攻撃力:3000(*10)
防御力:3000(*10)
≪スキル≫
生活魔法
火属性魔法(レベル6)(*2)
風属性魔法(レベル6)(*2)
水属性魔法(レベル6)(*2)
土属性魔法(レベル6)(*2)
結界魔法MAX
解体
料理MAX
≪EXスキル≫
複合魔法MAX
氷魔法MAX
無属性魔法MAX
回復魔法(エリア仕様可)MAX
虚数空間(レベル5)
身体強化・攻撃力上昇(レベル6)(*2)
防御強化・防御力上昇(レベル6)(*2)
魔力・回復能力上昇MAX 隠ぺい
剛力・俊足(レベル6)(*2)
遠見(レベル6)(*2)
鑑定MAX 隠ぺい
探索MAX
≪ユニークスキル≫
[空間魔法型アイテムボックス/時間停止・容量∞]
[クリエイト]→MAX 隠ぺい
[自動地図オートマップ]→MAX 隠ぺい
(広域の地図と現在地、索敵済み範囲の敵と味方の表示ができる。詳細な地理情報の表示も可能)
[探知レーダーサーチ]→MAX 隠ぺい
すべてのマップで索敵対象の弱点と詳細情報の表示ができる
状態異常無効∞
毒耐性∞
[空間拡張能力]MAX 隠ぺい
[伸縮自在能力]MAX 隠ぺい
浄化魔法(闇に対する浄化含む)MAX 隠ぺい
光魔法(広範囲可)(レベル7)(*2)隠ぺい
錬金魔法(レベル7)(*2)
複写魔法(コピー機能)MAX 隠ぺい
結界魔法 MAX
精錬精製(レベル6)(*2)
錬成(レベル6)(*2)
==========
[シルバーウルフ王の加護]
眷属:シルバーウルフ:フラット
眷属:希少種ヒュージスライム:サン
眷属:黒竜:オニキス
[創造神の加護]
[ノーライフキングの加護] 隠ぺい
[幸運]隠ぺい
リッチの魔法杖
ノーライフキングの魔法杖
===今後開花する予定一部表示(隠ぺい)===
空間魔法
創造魔法
他多数
■シルバーウルフ:フラット
≪ステータス≫
レベル:200 年齢:六歳
性別:オス
シルバーウルフ王の子
特殊個体 体長七メートル五十センチ 体高三メートル
体重四百五十キロ
生命力:7000
魔力:8000
攻撃力:∞
防御力:∞
≪スキル≫
火属性魔法MAX
火炎魔法MAX
風属性魔法MAX
水属性魔法MAX
土属性魔法(レベル5)
雷魔法MAX
≪EXスキル≫
無属性魔法(レベル5)
空間魔法(レベル6)
結界魔法(レベル5)
鑑定MAX
探索(マッピング可能・気配察知・魔力探知・危険感知など全般)MAX
念話(主、同朋との念話のみ)
嗅覚向上MAX
身体・四肢強化MAX
回復力向上MAX
毒耐性MAX
状態異常無効MAX
≪ユニークスキル≫
変化・再生MAX
滑空MAX
[空間魔法型アイテムボックス/時間停止・容量∞] 隠ぺい――後日クリエイトで作成
========
[シルバーウルフ王の加護]
[創造神の加護]隠ぺい
[ノーライフキングの加護] 隠ぺい
[ノーライフキングの白金ネックレス]
[幸運]隠ぺい
■サン・ナギの眷属
≪ステイタス≫
スライム:ヒュージスライム希少種
年齢:二歳
レベル:36
生命力:5000
魔力:7000
攻撃力:∞
防御力:∞
危険度:なし
≪スキル≫
生活魔法
火属性魔法(レベル6)
風属性魔法MAX
水属性魔法MAX
土属性魔法(レベル6)
≪EXスキル≫
無属性魔法(レベル6)
料理(レベル5)
気配察知MAX
≪ユニークスキル≫
雷属性魔法MAX
氷属性魔法MAX
状態異常無効MAX
毒耐性MAX
擬態(レベル6)
ポーション作成MAX
万物創世(レベル4)
[空間魔法型アイテムボックス/時間停止・容量∞] 隠ぺい――後日クリエイトで作成
=========
[創造神の加護] 隠ぺい
[ノーライフキングの加護] 隠ぺい
[ノーライフキングの王冠]
[幸運] 隠ぺい
■黒竜(黒鉄竜クロガネリュウ)オニキス:ナギの眷属
≪ステータス≫
レベル1426
年齢:1223
性別:オス 特殊個体 黒鉄竜
体長 体高 体重不明
生命力:∞
魔力:∞
攻撃力:∞
防御力:∞
≪スキル≫
全属性魔法(無属性・光・闇・回復など全て)MAX
≪EXスキル≫
鑑定MAX
探索MAX
状態異常無効MAX
剣術MAX
≪ユニークスキル≫
変化・再生
人化
発語
[異空間収納]
========
召喚されしドラゴン 創造神の采配 主:ナギ 住処:一応ナギの影
[創造神の加護]隠ぺい
[ノーライフキングの加護] 隠ぺい
[ノーライフキングのミスリル合金ネックレス]
[幸運]隠ぺい
こんなことになってました。
とんでもないですね、俺たちは。もう化け物ですよね、これ。
俺の身長が十センチくらい伸びてた! それが一番嬉しいよ。
皆、エクストラスキルとユニークスキルの伸びは素晴らしい。
オニキスはそんな細かいことは関係なくて、レベルさえ上がりにくいらしいよ。フラットはすごい伸びだし、サンもおなじ。多分迷宮のおかげだろうね。俺自身も、おじいちゃんの加護があるから、とんでもないし。
でも、嬉しい限りだよ。
そのうちに旅に出たい。
この世界を巡りたいと思ってます。
オニキスが飛んでくれてるから、そろそろ到着するだろうね、ユリアロウズ国に。
「お帰りなさいませ、ナギ様!」
ブーゲリアをはじめとして、たくさんの人が迎えてくれる。
ただいま~とでっかいオニキスとフラットと並んで歩く俺とノルは踏み潰されそうですよ。
「身長が伸びましたね」
うん! ブーゲリア、あんた嬉しいこと言ってくれるね!!
「十センチくらいは伸びた。でも、まだちびっ子だよ。十歳だし」
いえいえ、とにっこり微笑む顔は、いろいろ情報を仕入れてるんだろうね。
迷宮はどうだったか、その杖は? オニキスの帯剣している大剣は? フラットも大きくなった、ノルは、サンは……
質問攻めで、困った。
気持ちはわかるけど、疲れてるんだよ、俺は。
「主殿。魔物の解体を頼んできてもいいか」
「うん、いいよ。素材は後で決めるから、美味しい肉は確保しておいて」
承知、とオニキス、フラット、サンはいちゃったよ。
残されたノルと俺は、ドロップ品の話しに突入~
ここでも、恐ろしい買取金額になりましたね。
後で、商業ギルドと冒険者ギルドがくるらしい。冒険者ギルドのギルマスは挨拶も兼ねて、だって。
別にいいけどね、もう。
とりあえず、王宮の買取をとエリクサーをはじめとして、魔剣、宝石、魔石などをたくさん取り出しました。そして、おっそろしい金額を押しつけられました。
小一時間ほど休んだとき、商業ギルドと冒険者ギルドが来たと起こされた。
はぁ、とため息をついちゃった。
「ナギ様。ご無事のご帰還、大変嬉しく思います。フォランドール領の面々は、今か今かと待っておりました」
フォランドール領? あ、そういえばそんなことを聞いた気がするね。ブーゲリアは領主になったんだ。
「ナギ様。現在、フォランドール領冒険者ギルドのギルドマスターを仰せつかっております、マルロットと申します。どうぞよろしくお願いします」
はい、よろしくね。
どうやら、冒険者ギルドはとても評判がいいらしい。以前とは大違いだ。元、SSランク冒険者だと聞いて、すごいなと感心する。こうじゃないとダメだよね、実際のところ。
領内の話しを少しした後、買取の話しに突入!
明細を見ながら、アイテムボックスから取り出したものを、鑑定士が鑑定してゆく。
いちいち大きく頷くのはやめてよね。
どれも問題なく、提示された金額も俺の鑑定より少し上、くらいだ。じゃあ、と品物を引き渡して、再び、目の前に革袋が置かれる。もういい加減にして欲しいんだけどね。
両ギルドマスターがご機嫌で帰っていった後、少し考えないと、お金ばかりが増えていく。
どうしようかなとブーゲリアに聞いて見た。
ブーゲリアにこの国の孤児院の様子を問うた。
教会や孤児院などにも、国から費用を出しているらしい。しかし、孤児院はどうしても食べること優先で、洋服や靴などは十分じゃないのが正直な所だと聞いた。
じゃあ、服とか靴、肌着なんかがいいかな。
あまり高価ではなく、作りはしっかりとしている服なんてあるのかな。
領内に、庶民の服を作っている店があるらしい。平民の服だ。店主が近所の奥さんたちの仕事にもなると始めたらしく、縫い方などを指導して、半年くらい前から機動にのって、ある程度の数作れるようになったらしい。
それはいいかも。
後日、俺とノルはその店に視察にいった。
奥さんたちが楽しそうに話しながら縫い物をしている。皆、早い。すごいね。ミシンでもあればいいだろうけど、使い方を熟知してないと修理すらできないしね。
他国からの孤児も受け入れているので、ユリアロウズ国全体で五千人ほどの孤児がいるらしい。生まれたばかりの捨て子から、奴隷にされそうだった子供、十四歳でもうすぐ施設を出て行くものまで。
かなりのサイズ展開が必要だし、どうしようか、と店主に相談してみた。
「それでしたら、各施設にいる年齢性別を教えてもらえば、それぞれ多めに作って納品しましょう。孤児院の子でも、街の人でも、作り方は同じですので、倍くらいの数を作れば良いだけです」
ほう、そう言ってくれるか。真実を告げていると俺にはわかる。
「じゃあ、どうすればいいですか? 各孤児院の人数はわかると思います。お支払いはどうしましょう。収めてもらうのは領主にと思いますが……」
領主さまが受けてくれるなら、各孤児院ごとに分けて、偏らないように同じサイズ、同じ数になるようになるべくしてくれるって。ありがたいよね。
「布などが大量に必要になりますけど、資金はどうですか?」
あははは、と苦笑する。
さすがに五千人分となると、大変らしい。
「じゃあ、多少預けておきましょうか? それとも布をある程度用意してもらって、僕が買い上げましょうか。その方がいいですね。縫い工賃やその他経費は領主に荷物と一緒に請求してもらう。それ以外では、商業ギルドに入金するとか。いかがですか?」
商業ギルドを通した方がお互いいいでしょう、というので、ブッチと話すことにした。
納品は直接領主へ届けてくれるらしいから、安心だ。
じゃあ、と後日、商業ギルドで布を見ましょうかと、連絡すると伝えておいた。
「ナギ様。先日はありがとうございました。本日はどのようなご用件で?」
先日から考えていたこと、洋服など、話したことを告げる。
「なるほど。さすがでございます。それでは布をギルドで?」
そうですよ~
「それはありがたい。平民の服でしたら、現在もかなりの種類取りそろえております」
よかった、と後日店の主人と一緒にくるからと話す。
「でも、納品は領主宛になります。それでいいですか?」
もちろんです、と嬉しそうだね、ブッチさん。
後日、服屋の店主と一緒に商業ギルドに向かった。
ギルマスが直々に相手してくれるんだよ、贅沢でしょうよ。店主は初めてギルマスと会ったらしく、緊張しまくりだ。
「このあたりが、平民の服を仕立てる布ですね。夏冬ありますが、ある程度のものにして、上着で調整してもよろしいかと思います」
ほう、そうだよね。あまり季節が大きく変化しないから、それでいいかも。
いいと思う布を店主に選んでもらう。膝とか肘、襟などに革を使っていいかと聞かれたので問題ないと答えた。子供たちは膝や肘から破れることが多いからね。
あと、赤ちゃんのおくるみ見たいなものも頼んであるから、それも手触りのいい綿をさがしていた。
ギルマスに、靴は? と聞かれたので、忘れてたと正直に話した。
それなら小さな革工房があるそうで、後日、会わせてもらうことにした。靴は良いものを買いたい。あわなくなれば、小さい子に譲るからね。田舎は皆そうだった。だからそうすることに決めた。
かなりの布を確保した店主は、申し訳ないという。
「とんでもない。足りないでしょうから、必要な布はギルマスにいってください。ギルマス、ギルド口座にお金を入れておくので、そこから支払い分を差し引いてもらえますか?」
問題ない、と引き受けてくれた。
さっそく取りかかってくれるらしいので、ある程度まとまった布を届けてもらうことにした。店主にも明細を渡してくれたのは、原価とか売値の計算に使えるからだろう。
先に戻った店主を見送って、ギルド銀行にお金をいれることにした。
白金貨百枚くらいでいいかな、と言えば驚いてましたよ、ギルマスが。とりあえず、入金を済ませて、後日、革工房の人と会うことになり一度、戻った。
読んでいただきありがとうございます。
孤児院のこと。
ナギのライフワークになりそうだけど。そんなに悠長なことを言える旅になるのかなぁ。それだけが心配です。
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