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77/202

77 うちの子たちは最高なんだ、けどね……ノルも含めて大食いですっ!

こんばんは、こんにちは。

いつもありがとうございます。

今日もよろしくお願いします!


※魔物参考資料 『魔物図鑑』 作者:龍崎 明様

        『ファンタジー初心者用語解説』作者:滝川 海老郎様 他を参考にさせていただいております。ありがとうございます。


 次は、サンだね。

■サン・ナギの眷属

≪ステイタス≫

 スライム:ヒュージスライム希少種

 年齢:生後半年

 レベル:15

 生命力:2500

 魔力:3000

 攻撃力:∞

 防御力:∞

 危険度:なし

≪スキル≫

 生活魔法

 火属性魔法(レベル3)

 風属性魔法(レベル5)

 水属性魔法MAX

 土属性魔法(レベル4)

≪EXスキル≫

 無属性魔法(レベル4)

 料理(レベル3)

 気配察知(レベル5)

≪ユニークスキル≫

 雷属性魔法MAX

 氷属性魔法MAX

 状態異常無効MAX

 毒耐性MAX

 擬態(レベル4)

 ポーション作成(レベル5)

 万物創世(レベル2)

 [空間魔法型アイテムボックス/時間停止・容量∞] 隠ぺい――後日クリエイトで作成

 =========

 [創造神の加護] 隠ぺい


 おお? ヒュージスライムの希少種に進化したのか。すごいすごい。レベルも1だったのに15になってる!

それ以外にもいろいろアップしてるね。料理のレベルが3だ! 最近はいろいろ手伝ってくれるからね。

 万物創世を聞こうと思ってたんだ。今度おじいちゃんに聞いてみよう。


 最後は俺だね。

■ナギ・ワシュウ 

≪ステータス≫

 年齢:七歳(もうすぐ八歳)

 性別:男

 身長:百二十五センチ 体重三十五キロ 白銀髪ロングヘア(生まれてから切ってない)

 種族:人間

 レベル:28(*10)

 生命力:1700(*10)

 魔力:2000(*10)

 攻撃力:1000(*10)

 防御力:1000(*10)

≪スキル≫

 生活魔法

 火属性魔法(レベル5)(*2)

 風属性魔法(レベル5)(*2)

 水属性魔法(レベル5)(*2)

 土属性魔法(レベル5)(*2)

 結界魔法(レベル5)(*2)

 解体

 料理MAX

≪EXスキル≫

 複合魔法(レベル6)(*2)

 氷魔法MAX

 無属性魔法(レベル6)(*2)

 回復魔法(エリア仕様可)MAX

 身体強化・攻撃力上昇(レベル5)(*2)

 防御強化・防御力上昇(レベル5)(*2)

 魔力・回復能力上昇(レベル5)(*2) 隠ぺい

 剛力・俊足(レベル4)(*2)

 遠見(レベル4)(*2)

 鑑定(真偽判定可能)(レベル5)(*2) 隠ぺい

 探索MAX

≪ユニークスキル≫

 [空間魔法型アイテムボックス/時間停止・容量∞]

 [クリエイト]→MAX 隠ぺい

 [自動地図オートマップ](レベル5) 隠ぺい

 (広域の地図と現在地、索敵済み範囲の敵と味方の表示ができる。詳細な地理情報の表示も可能)

 [探知レーダーサーチ](レベル5) 隠ぺい

 すべてのマップで索敵対象の弱点と詳細情報の表示ができる

 状態異常無効

 毒耐性→∞

 [空間拡張能力]MAX 隠ぺい

 [伸縮自在能力](レベル4) 隠ぺい

 [浄化魔法(闇に対する浄化含む)](レベル4) 隠ぺい

 [光魔法(広範囲最高位治療可)](レベル3)(*2)隠ぺい

 [複写魔法(コピー機能)](レベル4) 隠ぺい

 [魔導具作成](レベル6)

 [異空間精製](レベル5)

 [製薬・ポーション作成](レベル5)

  精錬精製

  錬成

  他多数

 ==========

[シルバーウルフ王の加護]

 眷属:シルバーウルフ:フラット

 眷属:希少種ヒュージスライム:サン

 召喚獣: 黒竜クロガネリュウ:オニキス

[創造神の加護]隠ぺい

[幸運]隠ぺい

 リッチの魔法杖

 ===今後開花する予定一部表示(隠ぺい)===

 空間魔法

 錬金魔法

 創造魔法

 虚数空間(EXスキル) 他多数


==========


 んー?

 何だか理解できない事になってるよ。

 もしかして迷宮に入ったから? 魔法使いまくってドンドコやったからなのかな、全てのレベルが上がってる気がするんだけど。それに、精錬精製と錬成が追加されてる。それと製薬だって。ポーションも作れる。嬉しいよ~

 とんでもない数値だし、魔力とかは未だに十倍補正だし、スキルがほぼ二倍の補正だ。

 やっぱりこの成長度は、迷宮産でしょうよ。

 オニキスも、ランクはほとんど上がらないって言ってたけど、ちょっぴり上がってるし。フラットなんかレベル120だし、サンも15になってる。

 これ、迷宮に入れば入るほど数値が上がるのかな。魔法とかも使うほどにレベルが上がるんだね。これは勉強になった。料理もMAXになってるから、いろんなものが作れるよ~



 さて、そろそろ起きるかな。

 気がつけばフラットとサンが起きてた。

『何やってんの、ナギ』

 みんなのステータスを確認してたんだといい、とんでもなく上がってるよと言えば嬉しそうだ。


 腹一杯朝食を食べさせてもらって、次はどこに行くかと話をした。迷宮に潜るか、海産物を手に入れるか、勇者が作った国を目指すか。

 とりあえず、思いつくのは三つの国。

 一番近いのは『迷宮王国シルビア』

 といっても距離はかなりあるんだけどね。

 次は東にある元勇者が作った国『和の那国』

 一番遠いのが、海があって海産物が美味しい『ロスジルス国』

 全てユリアロウズ国を中心に考えてるんだけど。最初の国が決まれば簡単だ。

 そこで、多数決を取ってみることにした。

 まあ、取りかかりはローゼンビリア国に立ち寄って、美味しい紅茶と乳製品を山盛り仕入れるつもりだけどね。


 結果は、ローゼンビリア国。

 美味しい紅茶と乳製品を山盛り仕入れるんだけどね。美味しいミルクやチーズなどを山盛り買うつもり。商業ギルドで聞いてみないとね。


 次はロスジルス国。

 美味しいものを確保してからじゃなきゃ始まらない! という、うちの子たちらしい発想だね。

 それに久しく海の食材は買ってないからね。



 最終的に決まった予定としては、ローゼンビリア国で乳製品と紅茶を確保。

 ロスジル国で海産物を山盛り仕入れる。

 次に、迷宮王国シルビアで迷宮に挑戦する。

 その後、ユリアロウズ国に戻ってひと休みしたあと、再スタート。

 次は、全員の希望で和の那国。俺が前世で住んでた国に似てるからと気を使ってくれたんだろうね。


 料理長がいろいろ用意してくれたみたいで、焼き菓子や果実水など、そして冷えても美味しい料理をたくさん用意してくれた。それらをアイテムボックスに入れて、解体場へと向かう。


「できてるぞ」

 おじさんが声をかけてくれる。

 今日出発すると言えば、満面の笑みで肉を出してくれた。ワイバーンの皮を二頭分もらって、全部の肉を確保。あとは買取になる。後日、ギルドの口座に入れてくれると聞いたので、頼んでおいた。


 じゃあ、とブーゲリアたちと王宮の広い庭に出た。

「ナギ様。お渡ししましたユリアロウズ国の特別顧問のカードですが、ナギ様しか使えないようになっております。通常はギルドカードで十分でしょうが、貴族や国とのもめ事の時にはお使いください。また、こちらとの通話ができる魔道具になっております。おそらく海の国は無理だと思いますが、他の二国には繋がると思いますので」

 おお、あれってそんなにすごいものだったの?

 丁寧に礼をいい、オニキスに乗った。当然、オニキスが結界を張ってくれましたよ。

 じゃあね~と手を振れば、騎士団まで大きく手を振ってくれた。

 ゴウッと一気に飛び立ったオニキスは、一瞬で大空に舞い上がった。森の頂上より高いところを飛んでいる。ユリアロウズ国を空から見てみた。

『飛ぶぞ、主』

 その声に、お願い、と伝えた。

 とんでもない速さで飛ぶオニキスは、フラットよりも速い。一応、地上を見てるんだけど、よくわからない程速いんだ。本当はもっと速く飛べるらしいんだけど、そうなれば呼吸が苦しくなるかもしれないと気を使ってくれてるみたいだね。


 ぐんぐん飛び続けて、ある森の中へと降り立った。そろそろひと休みだと、焼き菓子を出せと言う。

 おもいきり笑っちゃった。

 疲れたんじゃなくて、菓子が食べたいのかよ!

 人型に変化したオニキスと一緒にフラットの空間に入る。

「主。我は腹が減った。焼き菓子ではなく、昼飯でもいいぞ」

 えぇ~と抵抗してみるんだけど、途中でお腹すくよ?

 それなら、その時に止まるんだって。

 じゃあ、ご飯にする?

 四人が賛成した。ノル、君は人だよね?


 とりあえず、作り置きね、とアイテムボックスにからどんどん出してゆく。前にフラットのアイテムボックスにも入れたので、それも出してもらった。

 テーブルに並ぶたくさんの料理を、フラットの大きな深皿を出して取り分ける。オニキスも専用の深皿を出せと言う。それならとサンも出して欲しいらしい。

 じゃあ、自分でとってねとそれぞれ専用の大皿を取り出した。

「これ、いいね。俺も欲しいかも。深皿だから盛れるし」 

 なんだとノルも? まあ、その方が面倒じゃないけど。

「じゃあ今度どこかで買う? それともそれぞれ五枚セットだから、いいのがあるなら出すよ」

 サンと同じのがいいらしい。

 それなら色違いにしましょう。


 さっそくサラダやチキン、唐揚げ、ローストビーフなどなど。いろいろと取り始めた。あはは、大食いが一人増えたよ。

 俺は白米でとご飯を大盛りにすれば、皆欲しいと言うので、それぞれに盛る。当然パンも取り出しました。

『あるじぃ~おにくのどん、が、ほしいの~』

 あはは、お肉の丼ね。

 焼き肉丼を出せば、牛丼をとオニキスはいう。フラットはワサビ醤油のステーキ丼をご所望だ。

 とりあえず、ガツガツ食べる。

 食べまくって、俺はそろそろギブアップだと言うときに、お代わりと声が聞こえた。

 ノルはワサビ醤油のステーキ丼が欲しいらしい。はいはい、と出せば、全員欲しい! と聞こえた。ほんとに、とんでもない、と笑う。

 これは追加がいるだろうと頭の隅に置いた。


 食後の焼き菓子は、王宮のものにしました。

 サンは型から出した状態で口に入れるので、すぐになくなる。これはヤバいよ。

 午後から料理の時間をもらおうかな。

 とりあえず、少ないものだけコピーしておくことにした。もちろん、ワサビ醤油は作らなきゃダメだけど。ワサビはまだあったよね。


 ここがどこだか、全くわからないけど。

 午後からは料理の時間をもらうことにしたよ。でなきゃ、大変な事になるからね。

 ノルと一緒にサンは鞄に入ってオニキスの背にのってる。フラットも小さくなって一緒です。

 俺は一人空間の中で、せっせとジャンクフードを作ってますよ。


 大量に唐揚げを揚げ、トンカツを揚げ、その間に煮豚をつくりローストビーフも量産する。

 ついでにヒレカツもあげた。むふふ、これはヒレカツサンドを作るためだ。

 揚げ物が終わって、大量にミンチをつくる。といってもクリエイト先生にお願いしたんだけど。ブルーブルとオークのミンチが大量に出来上がる。でっかい保存容器に一杯できた。それはさっさとアイテムボックスに入れて、残ったものは炒めたタマネギと卵子をいれてこねこね。

 卵とか野菜は大量に王宮御用達の商会から買っているので大丈夫だ。特に卵は二十キロの木箱が五つ。誰が食うんだよ! と思うけど、結構あっさりなくなるのですよ、これが。

 そしていろいろ使えるからと、タマネギのみじん切りを大量にもらっている。これはプライパンで炒めてハンバーグにいれるのだ。お返しにハンバーグのレシピを渡した。うん、これは正当な取引だよ。タマネギはたくさんあるけど、みじん切りって手間がかかるからね。

 ジュージュータマネギを炒めながら、何を作るか考え中。

 そうだ、今のうちにヒレカツサンドを作っておこう。

 実は食パンはなかったけど、型をつくって焼いてもらったんだよ。毎日パンを焼く王宮の料理人たちは大きさを計算して、一発目からしっかりと食パンを焼いた。これはすごいことだよ! だから、毎日パンを焼くときに、ついでにせっせと食パン製作してもらったのです。

 おかげさまで、食パンは相当量あります。

 そしてバンズも作ってもらった。これは口で説明するだけで出来上がったよ。ふっくらもちもちのバンズに、葉野菜を敷いてハンバーグを置き、チーズを挟んでオーブンであぶれば、ハンバーガーのできあがりでしょう。これも作っていいかと聞かれたので、どうぞと伝えれば、バンズ製作も順調に進んだ。当然、俺のアイテムボックスには、バンズもたくさん入ってる。

 

 食パンをスライスして、千切りキャベツを置いて少し甘めに改良したソースをくぐらせたヒレカツを置いてパンで挟む。これでソースがパンにしみこんで美味くなるんだ。

 一つずつをクッキングペーパーみたいな紙で包む。サンドイッチなどを包むものみたいだから、一枚余分にもらって、コピーしまくったんだ。最近は、十枚コピーとか枚数指定できるようになったから、とっても便利なのですよ。だからとりあえず、百枚コピーしておいたよ。

 それで包んだヒレカツは大きな籠に入れてアイテムボックス行きだ。

 同じようにハンバーガーも作った。ちょっと小腹が空いたと言われたとき、かなり役に立つのですよ、これ。

 いろいろ協力してくれたお礼に、キャベツの千切り器を作ってあげた。

 昔バイトしていた飲食店で使ってたものだけど、オーソドックスで結構便利なのですよ。俺も思い出して絵に描き、頭にイメージしてクリエイト先生に作ってもらった。だから同じように新品を作ってもらって進呈しました。大層喜ばれたのには驚いたけど、何人もが時間をかけて千切りしてたらしいので、かなり楽になるらしい。出来上がった千切りキャベツは水につけておいて、頃合いを見てザルにあげればいいよと余計なアドバイスもしておいた。

 いろいろ便利なものを作っていいとアルムおじいちゃんに聞いてるので、いろいろ作って行こうと思ってる。電気はないけど、魔道具としてなら作れるから。かなり面白いのでアイディアはメモしてますよ。ノートも鉛筆も作ったから、便利便利~


読んでいただきありがとうございます。


食パンまで開発しちゃったなんて、すごいね、ナギ。

キャベツのスライサーは喜ばれるでしょう。とても便利だしね。

これからもいろいろと便利グッズが増えていくのかな~


コメント・評価をいただけると、九龍はとっても頑張れます。

明日もどうぞよろしくお願いします。

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