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無能の発覚、別れと差別。得たものは異能の力

冷めた主人公っぽいけど周りの環境のせいです。いずれかは陽気になるでしょう。


なんか二度目の人生を歩んでたら好感度見えるようになってました。




なので好感度を調整しつつ冒険者生活を楽しもうと思います。


「やーい。能力持たずの無能!」

↑これがいままでの評価


「お前は少し弱いからな!守ってあげる///」

↑これがいまの評価



最初の人生は魔法とか異能とかない世界で暮らして、二度目は魔法とかある生活。まあでも元々が魔法のないところで暮らしてたせいで上手く魔法作れないんだけど。


そしてデスクワークの生活だったから運動もNG。せいぜい知能がある程度だった。『このときまでは』

この『好感度が分かる力』を授かったお陰で守られ生活!



本当に良かった…




無能と周りに知られたときはひどかった。能力至上主義の貴族に生まれたせいでいない扱いだった。


「私達は貴族だぞ!その血に無能が流れているなんて最悪だ!」


「そうよ!さっさと捨てましょう!」


「…生みの親の貴様が悪いんじゃないのか?私の家系は純粋な貴族だからな」


「それはわたしを成金貴族とでも言ってるのかしら?」



おれが無能と発覚してから喧嘩ばっかりだった。長男として(最初は)愛されて育ったからケッコー悲しかった。その一年後くらいに離婚になったらしいけど


「貴様のような女と結婚なんてしなきゃよかった。子どもを生んだら田舎に帰るんだな」


残念ながらお腹の子は長女として誕生した。結果としておれの影武者、長男とすり替えてのは可哀そうだった。代わりにお腹の子は死産として扱われたようだ。




おれが捨てられた先はチョーど田舎。貴族のきも知れれてない場所、相変わらず能力差別はあるけども

あと怪しい家族もいない一人っ子だったせいもあると思う。


「こいつチョーきめぇ。無能だし」

大人からも同い年からも年下からもこんな言われようだった。二度目の人生だったからか冷静だったので気にはしてなかった。



ときは過ぎて15の春、運命は変わった。魔法みたいな強さじゃないけど能力ができた。『好感度が見える』っていう異能。欲を言えば『心の中が見える』なんて便利ではないのはガッカリ。



ここから先はもう黄金街道だった。




「あらぁ、こんなところに無能がいますわ」

「近づかない方が良いですよお嬢様」


なんとまあ、典型的な悪役というか…まあ初陣として『好感度の見える力』の実験台になってもらおう。


いかがでしたか

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