7話
「はぁ…はぁ…」
「お疲れ様でしたー」ナデナデ
…いまさらだけどギルドの中でやったらすごい目で見られるな。なんかメッチャ舌打ち聞こえるし
「少し休憩します?」
「いや、大丈夫。なにかクエストは…と」
確か誰でも受けられるやつがここら辺に…
「ほとんど泊まり込みか…」
「マスターたまにはAランクのクエストうけてみませんか?討伐とかなら割と日帰りのも多いですし」
「うーーーん…まぁいっか」
自慢じゃないが俺はギルドで最高ランクのAランクだ。自慢じゃないけどね!!
「あっ!」
「どうかしました?」
「クエスト発注用のカード忘れた…」
「…さすがにAランクの人を忘れるほど職員も馬鹿じゃないでしょうから大丈夫ですよ」
ホントかなぁ…
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「本日はどのようなご要件でしょうか?」
「ルガルだ。Aランクのクエストを受けに来た」
「あの…申し訳ありませんが新規の方はCランク以上のクエストは…」
…
「おい話が違うぞ」
「あれぇー…?おかしいな…」
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「私は悪くないです。あの無能受付嬢が悪いんです」
「…」
「いやほら!前のエルフの受付嬢の人は顔パスでいいって言ってたじゃないですか!」
確かにそんなこと言われたような
「というかその受付嬢はどこにいるんだ?全然見当たらないんだけど」
周りを見回してもいる様子もない
「辞めたのか…?」
「えぇ?前見た時はピンピンしてましたよ?」
「じゃあどこ行ったんだ」
「さぁ?」
…適当に職員に聞いてみるか
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「エルフの受付嬢?ああ、フィールさんか。彼女ならもうすぐく るよ」
「そうですか、ありがとうございます」
名前はフィールさんか…いや初めの時に言ってたな…忘れてた…
「どうでした?」
「もうすぐくるって」
「そうですかー」
「…なにしてんの?」
「ヨガです」
「浮くんだ…」
「炎も出せますよ」
多分ヨガじゃない
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