表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ちょっとしたこと。~活動報告あれこれ。  作者: ゆずはらしの
日常の中にひそむ、やっちゃった~! な出来事。
20/60

とんでもないことでございます。

「とんでもない」


思いがけない。意外である。冗談ではない。などといった意味ですが。滅相もない、という意味にも使うか。


これを使って、おそれ多いとか、気にしないで下さいとかいう意味の事を、自分を低くして言う場合。


「とんでもございません」

「とんでもないでございます」

「とんでもありません」


どれも間違い。わりと有名な誤用です。


正解は、


「とんでもないことでございます」


「とんでもない」が元々の言葉だから、「とんでもない」+「こと」で。自分を低くして、丁寧に言おうとしたら、「とんでもないことでございます」。もしくは、「とんでもないことです」。


かなり大げさな言い方なので、それこそ執事とかしか使わない。普通は、「お気になさらず」とか「大した事はありません」とかいう表現をする。だから逆に、執事の出てくる話で、この表現が出ると、「ああ、この作者、わかってらっしゃる」と思ってちょっとほっとする。


しかし。


「とんでもございません」を、正しい事にしよう。という動きが。


え~~~~~?


違和感あるよ、それ! 私はそう思いました。


でも世間では、「とんでもないことでございます」の方に違和感を抱く? らしい。そうなんですか?


うーん、と思いましたが、現在でも執事を養成する学校では、「とんでもないことでございます」の方を教えているはず。そう簡単には変わらないだろう、と思い直した。


そういうわけで、これからは、小説などで執事が出てきた時。


「とんでもございません」を使っているか。

「とんでもないことでございます」を使っているか。


注目してみて下さい。昔ながらの執事学校で育った執事は、「とんでもないことでございます」と言うはずです。たぶん。



2010年 06月06日



※本当にあります、執事を養成する学校。日本人女性で海外の執事学校を卒業された方がおられて、ブログ書いていたのを少し読みました。


体育会系……?


「かしこまりました」の一言しか許されないらしい。執事って。そうして耐え忍びながらしかし、耐え忍んでる所は決して見せてはならないプロフェッショナル。


ニンジャか。


体力も精神力もいるもんなあ……。いろいろファイトです、執事と、執事を目指す方々。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ