君に故意する。
変換ミスや、勘違いによる言葉の間違いは、予期せぬ時に目に飛び込んでくると、いろいろ衝撃である。
反応はだいたい、笑ってしまうのであるが。
例1
『君に故意する。』
何を。
故意に何するんだ。まさか犯罪じゃないよな、と、脱力しながらツッコミ入れてしまいました。いや、しんみりした歌の歌詞だったんですけどね。
ドイツの人が日本のアニメの歌を、頑張ってドイツ語訳していました。カラオケのように、歌の歌詞を日本語で表記していた中にあった一言。なにか、いろいろ惜しい感じです。
例2
『技と遠回り』
遠回りするのに、技術が必要なのか……どんな世界。
同じ歌の歌詞の変換ミス。がんばれ、ドイツの人。
例3
『セミがわなないていた』
書いたのは日本人。わななく、は、漢字で書くと、戦慄く。
ぶるぶる奮えている様子なのだが、どうやら、じーわじーわと、うるさく鳴いている様子を表す言葉だと勘違いしたらしい。
とりあえず、意味を知っていた私は、この一文を見た瞬間、
木の上で一斉にガクブルしているセミの群れ。
を、連想してしまった。……ちょっと面白い。
例4
『その党利』
変換ミス。普通の会話が突然、政治モノに。
正確には、『その通り』
例5
『永遠と続く』
狙ったのかそうでないのか……。
多分、勘違い。とあるネット小説の中で、何回か出てきたが、全て『永遠と続く』という表現だった。
正解は『延々と続く』。ず〜っと続く、という意味なのだが、永遠では長すぎる。
『的を射る』と、『当を得る』の勘違いとか、わりとありますが……当たりはもらうとうれしいけれど(当を得る)、的はもらってもなあ。穴のあいた板もらっても、困るだけのような。とりあえず、的は射ようよf^_^;
変換ミスは気をつけていますが、私もよくやります。見つけたら、ひっそり直しますので、誤字あるよ〜の報告をよろしくお願いします(^O^)
最後に、ヒットだった誤変換……と言うか、間違い。
例6
『異世界のトリップ』
『異世界をトリップ』
『の』や『を』を入れちゃったんですね。でもこれだと、人間じゃなく、異世界がまるごと別の世界にトリップすることに(笑)
世界まるごとトリップ。壮大な話です。ちょっと読みたい。
2011年 10月29日




