第二話 And the unusual talent?
暇だったんで第2話を投稿させていただきます。
だらだらと書いたんでまとまってないです。
読んでくださった方、よければアドバイス等お願いします。
俺も無事に目に光をあてる作業が終わり、変化が起きるまで教室で先生の説明が行われていた。
因みに変化とは、目に様々な色がつくことを指している。詳しいことは今先生が言っていた。
「あと数時間もしたら、皆さんの目の色が変わってくるはずです。因みに私は、青色です。青色の能力は水を操る能力です。ですが、私は能力者と言ってもレベルEの落ちこぼれだったのので、こうやって皆さんにいままで学んできたことを教えることしか出来ません。今では、レベルC以下の子は受からないようになっていますので、私のような落ちこぼれが出来るようなことがありません」
そう言って先生は苦笑いを浮かべる。
まぁ、仕方ないと正直思う。先生が学生時代(年齢は知らないが、レベルC以上だけを取るようになったのはつい最近だから、今は20代前半だろう)は、今とは違っていて正確にレベルを調べる装置はまだ完成していなかった。だから先生のような…こう言うのもなんだが、先生のよな落ちこぼれは少なくない。だからといって、外の世界(地上)に出してしまったら拉致されて能力を調べられてしまうかも知れないので、今までの卒業生は先生のように教師になったり、力に恵まれているものは学園から出された任務を行うことになっている。
「能力は水の他にも、赤い目は『火』、緑が『風』、黄色が『雷』の4つが一般的なものです。ですが、稀な能力もあって、『未来予知』や『ステータスリード』という相手の能力を調べる能力というものもあります。こういう能力は任務には向かないので、占い師や医師になることが多いです。他にもたくさんありますが、まだ発見されていない能力もあるかもしれませんね」
そいうった説明を聞いていると、
「おや?皆さん続々と目の色が変わっていますよ。ふふふ、あとで鏡を見てみては?」
楽しげに先生は言っていた。
そして休み時間――――
「おーい、早苗!」
「はいはーい」
「お、お前は黄色なんだな」
「そうなんだよ。珍しい能力が良かったんだけどなぁ…ん?」
不思議そうに早苗は俺の顔をまじまじと見つめている。俺は戸惑いながら、
「な、なんだよ」
「煌真…ちょっと言いにくいんだけど…」
「何だよ、はっきり言ってくれよ」
「じゃあ言うけど、驚かないでよ…」
早苗は重い口を開けて、
「あんた、何も色がついてないよ」
ん?なんですと?なんと言いましたか?
色がついてないだって?そんなバカな。だって俺はレベルSなんだぜ?なにか珍しい能力になっていてもおかしくないはずなのに!
俺は真相を調べるべくトイレへ走った。無論鏡をで自分の目を見るためだ。
「あ、ちょっと待って!」
早苗が何か言っているがそんなことを気にしている暇は無い。
そして俺はこのあと絶望のどん底に叩き落とされた。
次回は早ければ明日、遅くても来週中には投稿したいと思います。