保健室 秘密の儀式
とある月曜日の昼休み
保健室のドアをそっと押し開けると、
消毒液の清潔な香りが彩花の肌を甘く撫でた。
彼女は一歩踏み込み、
期待と羞恥が絡み合う眼差しで室内を愛撫するように見つめた。
白いカーテンが柔らかく揺れる。
午後の陽光が床に溶け、誘うような淡い影を織りなす。
静寂に沈む保健室は、秘密の聖域さながら、彩花の心を熱く縛りつけた。
「彩花ちゃん、一週間ぶりね」
保健医の佐藤が、唇に艶めく微笑みを浮かべ、囁くように呼びかけた。
白衣の裾が誘惑するように揺れ、
彼女の手には細くしなやかな道具が握られている。
「放課後の予定じゃなかったかしら?」
少し意地悪そうな微笑を浮かべる佐藤。
彩花の頬が、まるで禁断の果実のように熟れて赤く染まった。
「…ごめんなさい…我慢、できなくて……」
声は震え、まるで吐息のように溶け出す。
彩花は促されるままにベッドへと身を沈め、ゆっくりと横たわった。
シーツの冷たい感触が肌を愛撫し、緊張を蕩けるように解き放つ。
だが、胸の奥で脈打つ鼓動は、抑えきれずに彼女を焦らした。
「それじゃ、始めましょうか」
佐藤の声は、蜜のように濃厚で、彩花の耳朶を甘く犯した。
彼女は彩花のそばに腰を下ろし、細い道具を手に持つ。
その先端は陽光を浴びて妖しく煌めき、
彩花の身体を疼かせる禁断の誘いだった。
「んぁ……っ」
道具がそっと彩花の敏感な部分に触れると、
彼女は小さく喘ぎ、身体が微かに波打った。
ひんやりとした感触が、柔らかな内側をねっとりと愛撫し、
内側を撫でる感触が、まるで彼女の魂を直接掻き乱すように響き合った。
「入り口を傷つけないように、そーっとね…」
その先端は、隙間を縫うように挿入され、
彩花の奥深くを犯し、甘美な痺れを呼び覚ます。
彩花の指先がシーツを爪痕のように掴み、
時折、淫らに震えた。
…くちゅり…
佐藤が道具を滑らせる中、ふと彼女の指先に、
ぬめるような湿り気が触れた。
彩花の身体が一瞬硬直し、顔が灼けるように熱くなる。
「ふふ、今日はひどく濡れているわね」
佐藤の声は、まるで彩花の羞恥を味わうような、
妖しい響きを帯びていた。
彩花は慌てて唇を開き、声を絞り出す。
「そ、それは……今日、プールの授業があって
……水が、残っちゃって……」
言葉は途切れ、恥辱に濡れた瞳を伏せる。
佐藤はくすりと笑い、
「ふぅん、そういうことにしておきましょう。
さあ、リラックスして」
と囁き、指先をさらに深く滑らせた。
「動かないで、いい子ね。」
佐藤の声は、彩花を絡め取るように甘く、
しかしどこか残酷な響きを帯びていた。
道具がさらに奥へと侵入し、硬い何かに触れた瞬間、
彩花の身体が弓なりに反り、熱い吐息が漏れた。
「あぁ……っ!」
声は抑えきれず、淫らに響く。
コリコリ、コリコリ。
「は、はふっ」
執拗に内側を掻き乱す振動が、彩花の全身を熱く駆け巡る。
彼女は唇を噛み、押し寄せる快感に耐えた。
身体の芯まで溶けるような感覚が、彼女を甘く犯していく。
「我慢なさい、もうすぐよ」
佐藤の囁きが、彩花の耳を愛撫する。
彼女の手は確かで、まるで彩花の反応を貪るように動いていた。
最後の瞬間、道具が何かをしっかりと捉え、
ぞりぞりと内壁を引っ掻きながらゆっくりと引き抜かれる。
「お、お、おぉ…っ」
彩花の全身がビクンと震え、熱い波が彼女を飲み込んだ。
「ほら、こんなに大きなのが取れたわ」
佐藤が道具を彩花の前に差し出す。
先端には、驚くほど大きな白い塊が付着していた。
彩花は羞恥に目を逸らしつつも、
満たされた吐息を漏らし、唇に微かな笑みを浮かべた。
「ここはいつも綺麗にしないとね。
さあ、 次は反対側の耳よ」
佐藤の声に、彩花は小さく頷いた。
毎週月曜のこの時間、保健室での禁断の儀式は、
彼女の心と身体を甘く縛りつける秘密だった。
次の快感を渇望しながら、彩花は再び身を委ねた。