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黄泉比良坂の名探偵  作者: 如月いさみ


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黄泉比良坂の破壊者

武士は懸命に見つめ

「うぉぉ、悩む」

と呟いている。


巳湖斗は冷静に

「目的…が…」

と心で突っ込んだ。


長柄恵美が何故死ぬことになるのか?

それを確かめなければならない。


いや、もちろんクリスマスプレゼントも買う。


だがー、と巳湖斗は息を吐き出すと恵美を見て

「お姉さんは…好きな人から貰うとしたら、このデザインの中ならどれがいいですか?」

と聞いた。


恵美は目を見開くと

「あらあら」

と言い

「私の顔に彼氏がいるって…描いてる?」

と聞いた。


巳湖斗は戸惑いつつ

「いや当てずっぽうで…本当にいるんですか?」

と聞いた。


恵美はくすくす笑って

「いるわ」

と言い、少し視線を下げて巳湖斗の耳元で

「少し微妙な関係になったけどね」

私が死んだら

「恋人か浮気相手だと思って」

とチラリと視線を動かして告げた。


巳湖斗はドキンとして彼女を見た。


恵美は笑って

「冗談冗談」

と言い

「私ならこれかな?」

ハートを私で

この鍵は彼ね

と告げた。

「でも今の彼はこっちを選ぶかな」


そう言って同じ形でハートの宝石の違うものを選んだ。

最初の宝石はアメジストで次のがサファイアであった。


武士はその間に二つのハートが知恵の輪のようになっているペアネックレスを選んだ。

「俺はこれで!」

そう言って

「八重ちゃんは…6月だからパールで良いけど」

俺は9月だからなんだろ

と呟いた。


それにケースの奥にいた女性が

「サファイアね」

私も同じだから

と告げてショーケースの中から出した。


武士は「おっしゃ」とガッツポーズを決めた。


巳湖斗はサファイアと聞いて彼女と恵美を交互に見た。

偶然、だろうか。

とにかく長柄恵美を助けなければならないのだ。


その為にはアンテナを敏感に立てなければ。

巳湖斗は息を吐き出すと

「じゃあ、俺はこっちで」

と向日葵と太陽を模したペンダントを選んだ。


恵美はそれを見ると

「あら」

と呟いた。

「それで君は?何月生まれ?」


巳湖斗は笑顔で

「あ、俺は6月だからパールかムーンストーンかな」

と告げた。


恵美は同じデザインの中でアクアマリンとムーンストーンのモノを取り出した。

巳湖斗は見ながら

「もしかして、浮気相手ってあの人ですか?」

と小声で告げた。


恵美は驚いて

「何故?」

と巳湖斗を見た。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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