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黄泉比良坂の名探偵  作者: 如月いさみ


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黄泉比良坂の破壊者

巳湖斗は住所と電話番号が載っているサイトの画面の印刷をして二階の火無威の元へと持って行った。

「ジュエリー牧野って店の店員さんだった」


火無威はそれを見て

「松江か」

近くだな

と告げた。


巳湖斗は頷いて

「俺、明日行こうと思う」

と告げた。


火無威は「じゃあ、俺も出向くか」と呟いた。


それに巳湖斗は「あー」と言うと

「ちょっと武士誘ってみる」

と携帯を手にした。

「もう11時だから遅いけど…」


そう言いながら電話を掛けた。


武士は起きていたのか巳湖斗が電話を鳴らすと直ぐに応答に出た。

「見て来たのか?」


巳湖斗はそれに

「見てきた、長柄恵美って松江の方のジュエリー牧野の店員さんだった」

と言い

「明日行こうと思うんだけど、武士どうする?」

と聞いた。


武士は「明日か?」と返した。


巳湖斗は頷きながら

「いや、ジュエリーショップだから…三笠の~」

と告げた。


クリスマスプレゼント!とまでは言わなかったが、十二分に通じたようである。


武士はそれにきっぱり

「行く!行きます!行かせてください!」

と頭を下げた。


火無威は巳湖斗を見ながら苦笑を零し

「なるほど、青春あるあるだな」

と笑った。


巳湖斗は「じゃあ、明日出雲市駅で10時にな」と言うと携帯を切った。


火無威は小さく笑いながら

「クリスマスデートのプレゼントか」

確かに序でとしては悪くないな

と告げた。

「まあ、事件がらみの可能性もあるから怪しいジュエリーショップなら買うのは止めろ」


巳湖斗は頷いた。

そして

「叔父さん、その…買い物をして店内の雰囲気とか長柄恵美を観察できるけど」

ジュエリー牧野って店のことは

と告げた。


火無威は頷くと

「わかった」

住所も分かっているし店名も分かっている

「御手洗に企業情報を聞いておく」

と告げた。


巳湖斗は笑むと

「ありがとう」

と答えた。


翌日、巳湖斗は武士と出雲市駅で落ち合い列車で松江へと向かった。

JR一本で30分程なのでそれほど行くのに苦労がない。


東京などはそれこそ一日から半日がかりである。

それを考えると全然楽であった。


しかも。

武士は緊張しながら

「俺さぁ、ジュエリーショップとか初めてだし」

何を送って良いかさぁ

とぼやいた。


巳湖斗は笑いながら

「俺も分からないけど」

偵察兼ねてゆっくりみよう

と告げた。


武士はニヤリと笑って

「巳湖斗は、美玖ちゃんの…見るか?」

俺だけ見るのも恥ずかしいし

と告げた。


巳湖斗は「…」と少し沈黙を広げたが

「見てみる」

と小さく答えた。


そう言うつもりはあったのだ。

渡せるかどうかは別としても、である。


2人は松江駅で降りると少し歩いた先にある少し鄙びた商店街のジュエリー牧野を訪ねた。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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