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黄泉比良坂の名探偵  作者: 如月いさみ


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58/96

黄泉比良坂の自殺志願者

武士は腕を組み

「ファンには分かる」

と告げた。


それに隣で聞いていた八重子は武士の頬を指で突き

「もー、アイドルにヤキモチ焼きそう」

とふざけて告げた。


武士は真っ赤になりながら

「八重ちゃん!」

と言うと

「美玖ちゃんは遠いお空のアイドルで」

俺は真面目に八重ちゃんが好きだからな

と小さな声で付け加えた。


八重子は笑みを深めると

「うん、武士のそう言うところが好き」

とほほを染めて返した。


巳湖斗は笑いながら

「…二人とも良いな」

と告げ

「俺は…恋愛は無理」

とさっぱり告げた。


…。

…。


八重子も武士も目を点にして巳湖斗を見た。

八重子は戸惑いながら

「その、神蔵君」

私、神蔵君と美玖ちゃん…秘密のラブだと思ってたんだけど

と震える声で告げた。


武士は巳湖斗の事情を知っているだけに

「恋愛フラグばっきり折ってるな」

と心で突っ込んだ。

「巳湖斗の叔父さん、恋愛漫画家なのになぁ」

そう付け加えた。


八重子はそれに

「え?そうなの??」

と武士と巳湖斗を交互に見た。


巳湖斗は頷いて

「ああ、今はカメラマンとアイドルの恋愛描いてる」

と答えた。


八重子はどきどきしながら

「もしかしてファインダーの中の君とか?」

とこそりときいた。


巳湖斗は驚いて

「それ!」

何で三笠知ってるの?

と反対に聞き返した。


八重子はひゃーと声を上げると

「知ってるわよ!」

めっちゃ人気なんだから

「サイン!頂戴!」

とズンッと巳湖斗に迫った。


巳湖斗はさっぱり

「いいよ」

今度叔父さんにいっとく

と返した。


武士はハハッと乾いた笑いを零し

「それで次の平坂観察日は何時なんだ?」

と聞いた。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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