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黄泉比良坂の名探偵  作者: 如月いさみ


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55/96

黄泉比良坂の父親

火無威は肩を竦め

「構わない」

と携帯を出すと

「取り敢えず、その友田って人のことは御手洗に頼んでおく」

というと優一に友田という友人のフルネームと年齢などを聞きそれを伝えた。


御手洗禊は「わかった」と言うと

「貸しが増えまくってるから覚悟して待ってろ」

と付け加えて電話を切ったのである。


火無威はそれに

「わかった…弁護士と美人秘書との恋愛でも描いてやる」

と返した。

それには即座に

「いらん」

と返されたのである。


優一は2人に

「じゃあ、私は家に着替えなどを取りに行ってきますので」

と立ち上がった。


火無威は息を吐き出し

「良かったらお送りますよ」

と言い

「先訪ねたので知っていますから」

と告げた。

「家を訪ねておられなかったので会社へ行きましたので」


優一は「そうですか」と応えた。

「美玖の為に態々と」


巳湖斗は心の中で

「それもあるけど…ある意味ごめんなさい」

と謝った。


彼が死ぬ運命にあり、それを止めなければ有栖川美玖も死ぬ。

それを止めるために来たのだ。

それを今は言う事は出来ない。


警戒心を持たれて色々拒否されても困るからである。


火無威は駅のロータリーのタクシー乗り場へ行き乗り込むと住所を伝えた。

3人で団地へ行き優一が暮らしている部屋へ向かいかけて、火無威が足を止めた。


御手洗から連絡が入ったのである。


火無威は内容を聞いて

「なるほど」

そう言う事か

と言い

「わかった」

と答えた。


巳湖斗は火無威を見た。

火無威は「後で話す」と言い、優一の後について部屋に向かった。


その部屋の前に3人の姿があった。

先程のスパゲッティ屋で3人の側に座っていた若い男性と女性、そして、壮年の男性であった。


優一はその人物を見ると

「友田」

と告げた。


友田耕造は小さく

「一人じゃなかったのか」

と言い

「まあいい」

と手を出すと

「有栖川、ゆっくり話をしようと思ってな」

と告げた。


優一は俯き

「俺は会社を辞めてきた」

お前には悪いが手を貸すことは出来ない

と告げた。


友田耕造は息を吐き出すと

「わかった」

取り敢えず話をしよう

「二人だけで」

と巳湖斗と火無威を一瞥して告げた。


優一は息を吐き出し

「わかった」

と巳湖斗を見て

「すまないが、少し待っていて」

と言いかけた。

が、巳湖斗は

「行ってはダメだ」

と言い

「この人、貴方を殺して全ての罪を貴方にかぶせようとしてる」

と告げた。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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