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黄泉比良坂の名探偵  作者: 如月いさみ


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42/96

黄泉比良坂の同期生

それに巳湖斗は携帯を出すと

「今の遣り取りは全部録音したから」

俺はこれを警察に提出する

と告げた。


蓮子は蒼ざめると

「ちょ、ちょっと…ちょっと待って」

私が悪いわけ?

と呟いた。


武士はそれに

「はぁ!?悪いに決まってるだろ!」

と怒った。

「お前らのせいでその田口浩一郎さんは会社をクビになって住んでいた場所も引っ越さないといけなくなったんだぞ!」


巳湖斗は冷静に

「そうだよ」

列車の出入り口で壁を作るのは迷惑だし注意されても仕方ない

「その上、人を冤罪に嵌めて…君は今この場でその人に殺される運命だったんだ」

と言い

「君は学校退学になるのが困るって言っただろ?」

それ以上のことを君たちは彼にしたんだ

「遊び半分とかじゃ済まないよ」

と告げた。

そして田口勝子を見ると

「俺はこの録音したものを警察に提出する」

だから

「貴女は罪を犯さないでください」

俺は彼女がどうされようと彼女のしたことはそれだけのことをしたと思っているし

「貴女が彼女を恨む気持ちもわかる」

だからこそ

「貴女にこれ以上に辛い思いをしてほしくない」

引き返せないところへ行ってほしくないと思います

と告げた。


彼女はヘナヘナと座り込むと

「…貴方達が私の言いたいことを言ってくれたわ…ありがとう」

と泣きながら

「弟のことだけじゃないの」

私、その事件のせいで婚約破棄されたのよ

「結納まで済ませていたのに」

弟はそれもあって心を病んで

「三日前に自殺しようとして…助かったけど悔しくて悲しくて…それで囁きを見て…許せなくて」

と告げた。


松浦蓮子は両手で顔を覆い

「そんなの私のせいじゃないわ」

せいじゃないわよ!

とそのまま崩れ落ちた。


巳湖斗は冷静に

「君のせいだよ」

と言い

「次に君が反省することなく同じように誰かを陥れて殺されそうになっても俺はもう止めないから」

人を陥れた代償は君が考える以上に大きいから

「陥れられた人やその人の周囲人の人生を狂わせいるんだからな」

と告げた。


田口勝子は涙を拭い立ち上がると

「…ありがとう」

お願いします

と頭を下げた。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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