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黄泉比良坂の名探偵  作者: 如月いさみ


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38/96

黄泉比良坂の同期生

火無威は苦笑すると

「そうか、良かったな」

と言い

「俺の方も色々分かった」

と告げた。


武士は驚いて

「え?叔父さんも調べていたんですか?」

と告げた。


火無威は頷いて

「ああ、俺も学生の頃に巳湖斗と同じことがあってな」

その時は気のせいだって放置して

「親友を死なせてしまったが」

と苦い笑みを浮かべた。


武士は腕を組むと

「…その、本当なんですか?」

と聞いた。


火無威は冷静に

「俺は信じる」

と告げ

「あ、いい本がある」

と踵を返すと少しして先の大学教授が出した本を手渡した。

「これを渡しておく」


武士は頷いて受け取った。

火無威は巳湖斗に

「それで御手洗に調べてもらったら」

田口浩一郎は有罪になって罰則金が30万だったらしい

「ただ社会的制裁があるから会社は首になって近隣でも噂が広がって大阪に引っ越したらしいが…今は新潟にいるそうだ」

と印刷した裁判記録と住民票を渡した。


巳湖斗はそれを見ると

「ん?」

と声を零すと

「この人、今は姉と二人暮らしなんだ」

と呟いた。

「こっちにいた頃は姉と両親と4人暮らしだったみたいだけど」


火無威は住民票を見て

「そうだな」

と言い

「ちょっと、戸籍謄本も送ってもらうようにする」

と姿を消した。


武士は巳湖斗を見て

「それで詳しく話してくれるか?」

と聞いた。


巳湖斗は頷いて

「ん」

と言い

「俺があの日に平坂で振り返ると…その有栖川美玖がいて…彼女を捕まえたら消えたんだ」

としどろもどろと告げた。


武士は目を見開くと

「え!?お前が掴まえたの美玖ちゃん!??」

と叫んだ。


巳湖斗は頷いた。

「映画祭の時にチケット貰った友達って彼女なんだ」


武士は絶句して暫く目をカッと見開いたまま立ち尽くした。

巳湖斗は内心

「ごめん、武士」

と謝りつつ

「それで、その後に再度平坂で振り返ったら今度はこの前電話で聞いた射場って人で」

その人、前に武士が事件の~って言ってただろ?

「その人なんだ」

本当に刺殺されそうになってそれを助けたんだ

と告げた。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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