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黄泉比良坂の名探偵  作者: 如月いさみ


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37/96

黄泉比良坂の同期生

巳湖斗は目を見開くと

「武士!ありがとう」

と返した。


武士は少し笑って

「今から行っていいか?」

と聞いた。


巳湖斗は何度も頷いて

「待ってる」

ありがとう

と答えた。


武士は神蔵家に来ると巳湖斗の部屋に入り

「先ず、松浦の件な」

と言い

「三笠から話聞いたんだろ?」

と告げた。


巳湖斗は頷いた。

「三笠は見てたらしい」

それで前日注意した男性への意趣返しで痴漢呼ばわりして中学時代の友達と冤罪にしたって言ってた


武士は頷くと

「それな」

あの後に戻って三笠に引き留められて他の女子の話も聞いた

と言い

「結構、松浦の評判悪くて見てたやつが何人かいて学校の裏サイトで話になったらしい」

と紙を三枚ほど出した。

「これな、当時の遣り取り」


巳湖斗はそれを手に

「ありがとう、武士」

と中を見た。


殆どが『通りすがり』とか『無名』だった。

「今朝の痴漢騒ぎ絶対やらせだよね」

「M怖い」

「でも入口に立ってるの邪魔だから注意されて当然。なのにあれってさぁM捕まれって気分だよね」

「Mの仲間、前にもやってたよ」

「マジ?信じられない」


巳湖斗はそれを読み、大きく息を吐き出した。

「怖いな」


武士も深く頷き

「ああ、読んでると怖くなるな」

と呟いた。


巳湖斗は少し考えながら

「けど、これって学校の裏サイトだから皆知ってるわけじゃないし」

田口浩一郎さんとしても3、4か月経ってからっていうのもなぁ

「最近も同じことしたとか…あるのかな」

と呟いた。


武士はそれに

「女子に聞いたらこのチャットの後に誰かが囁きに『一畑電鉄痴漢事件は冤罪だよ』って書き込んだらしい」

と告げた。

「松浦って結構女子に敵が多いって」

殆ど三笠とうちのクラスの女子からの情報だけどな


巳湖斗は「なるほど」と答えた。


そこに火無威が姿を見せると

「お、いらっしゃい」

と武士に言うとチラリと巳湖斗を見た。


巳湖斗は泣きごとを言っていただけに照れ笑いをして

「武士が松浦蓮子のことを調べてきてくれたんだ」

と告げた。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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