表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黄泉比良坂の名探偵  作者: 如月いさみ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

35/96

黄泉比良坂の同期生

巳湖斗は顔を顰めて

「そうなんだ」

と言い

「その、男性のこと知ってる?」

と聞いた。


彼女は首を振ると

「そんなの知るわけないじゃない」

本当に可愛そう

「アイツら罰あたれ!って思ったわ」

と怒った。

「だから、あんなの彼女にしたら神蔵君絶対に不幸になるよ」


巳湖斗は頷いて

「わかった」

ありがとう

「三笠さん」

と頭を下げた。


八重子は素直な巳湖斗の行動に

「あ、うん」

分かってくれたらいいけど

「でも、本当だからね」

と言うと足早に去っていった。


巳湖斗は腕を組み

「6月頃に痴漢事件か」

というと教室に戻ってタブレットを直すと学校を後にした。


事件になっていたら新聞などで調べることが出来る。

巳湖斗は家に戻り突然帰ってきた彼に驚く火無威に

「彼女、6月頃にもしかしたら冤罪痴漢事件を起こしていたかもしれないんだ」

と告げた。


火無威はそれに

「そうなのか?」

と言い

「…ちょっと穴川さんにその情報が手に入るか聞いてみるか」

と階段を上がって自室で電話を入れた。


巳湖斗も自室に入るとパソコンを立ち上げて検索をかけたのである。

「今年の6月に出雲市に高校生…JRか一畑電鉄かだよな」


それにヒットしたのは6月2日に一畑電鉄で女子高生が痴漢にあったという小さな記事であった。


出雲市駅の近隣の高校の女子生徒が通学途中に痴漢に…という行を読み、巳湖斗は

「これか」

と呟いた。


加害者の名前は『田口浩一郎』27歳の男性であった。


巳湖斗はそれを印刷するとリビングダイニングに戻った。

そこへ火無威も降りてくると

「あ、巳湖斗」

穴川さんが雑誌の記者の方に聞いてくれた

と言い、メモを手に

「6月2日に一畑電鉄の大津町駅で女子生徒が痴漢と声をあげてその親友たちが取り囲んだという話だ」

加害者は全面否認していたがこういう事件は被害者にかなり有利に働くので結局有罪で会社も辞めて引っ越したらしい

と告げた。


巳湖斗は火無威に

「その事件の被害者の女子高生が松浦蓮子でクラスメイトの話では前日に注意を受けて仕返しの冤罪だって言う話なんだ」

と告げた。


火無威は顔を顰めると

「…それが本当なら…被害者側はたまったモノじゃないし復讐したくなる気持ちもわかる」

社会的に抹殺されるからな

と呟いた。

「だが、それならもっと早くに復讐するんじゃないのか?」


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ