表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黄泉比良坂の名探偵  作者: 如月いさみ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

17/96

黄泉比良坂の詐欺師

巳湖斗は美玖が見えなくなるまで見送り、チケットを鞄の中に入れると火無威の元へと戻った。


火無威は立ち上がると

「取り敢えず、ホテルにチェックインしてからだな」

と告げた。

「メールが来ているかもしれない」

きてなかったら奢りは無しだな


巳湖斗は心の中で

「叔父さん…相手の人に合掌する」

と心で合掌した。


ホテルは東京の駅に近い東都帝国グランドホテルであった。

意外と豪華なホテルに巳湖斗は

「…贅沢」

と思わず呟いた。


火無威はあっさりと

「次はいつ来るか分からないからな」

今回は贅沢にした

と答えた。


考えれば火無威の漫画の原稿は二週間前と今回以外は殆どネットで遣り取りであった。

巳湖斗自身も東京へ来たのは前回が初めてだったのだ。


しかも色々あって何かゆっくりした気がしない。


巳湖斗は「よし!贅沢堪能する」と心で言うと案内された部屋に火無威と共に向かった。

寝室とリビングのあるカジュアルスイート。

広々とした良い部屋であった。


火無威は部屋に着くと直ぐにパソコンを立ち上げてメールのチェックをした。

「…来てやがる」


そこ喜ぶところでは?と巳湖斗は思いつつ

「叔父さんの知り合いっていうけどどういう関係の人だろ」

と考えずにいられなかった。


火無威は窓際に立つ巳湖斗を見ると

「巳湖斗」

と呼び、メールを見せた。

「結婚詐欺の訴えはあったが…立証されていないな」

訴えたのは田村和音25歳の女性で

「2年前に強盗事件を起こして逃げている最中に事故死した田村元気という男性の妹だ」


巳湖斗はそれを見て

「ってことは、もしかしたらこの田村和音って人がダイレクトメッセージの人なのかも」

と呟いた。


火無威は頷いて

「住所の件と言い内容と言い」

可能性は高いな

と答えた。

「ただ結婚詐欺…はな」

立証できないと難しいな


確かにそうなのだ。

完全に『相手を騙して金品を手に入れようとする意志』が問題なのだ。


巳湖斗は腕を組み

「でも彼女これだけ転々としたいるんだから」

もし結婚詐欺をしているのなら

「恐らく大阪や九州この東京でもしている気がするけど」

と言い

「取り敢えず東京の住んでいるところ見に行く」

と告げた。


火無威も頷いて

「わかった」

と答えると二人でホテルを出た。


中川まゆりの現在の住所は新宿区であった。

二人は新宿で降りて書かれている住所のマンションの前に行くと目を見開いた。


高層の綺麗なマンションで所謂億ションと呼ばれるようなマンションであった。


火無威はその前にある洒落た喫茶店へいき

「取り敢えず早い目のランチにする」

と告げた。


巳湖斗は頷いて

「俺、このランチAにする」

と告げた。

サラダとスープとハンバーグの付いたランチである。


火無威は和定食にして二人で食事をした。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ