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黄泉比良坂の名探偵  作者: 如月いさみ


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13/96

黄泉比良坂の詐欺師

火無威は頷いて

「試してみるのも良いかもしれないな」

と告げた。

「俺も一応…知り合いに声をかけることにした」


巳湖斗は笑顔で

「ありがとう」

じゃあもうひと踏ん張りしてくる

「おやすみ」

と立ち去った。


そして、パソコンに投げてもらった絵をコピーして『囁き』に投稿した。


瞬く間にGOODボタンが押され数値が増えた。

『上手ですね!』

『綺麗!』


巳湖斗は反応があったと喜んでみたが…『これじゃない感溢れてるな』と心で突っ込んだ。

「けど、叔父さんが描いたからこの反応はあるあるだった」

そう呟いた。

「やっぱ難しいかぁ」


しかし、翌朝。

ダイレクトメッセージが入っていた。


『知り合いに似ています』

『彼女は詐欺師です』

そう書き込んだ人物がいたのである。


巳湖斗はそのメッセージを見ると目を細め

「詐欺師…か」

と呟き

「試してみるか」

と同じようにダイレクトメッセージを返した。

『この女性の名前は中川さんと言います』

『違う人なら良いのですが』


メッセージの返答は早かった。

『中川まゆりという名前なら彼女は結婚詐欺師です』

『気を付けてください』


巳湖斗は文面を見て

「…彼女を知っているんだろうけど…多分いま何処にいるか知らないって感じだな」

と呟いた。

「けど結婚詐欺って」

確かにそれなりに美人ではあったけど


巳湖斗は悩みながら

「今どこにいるか知りたいんだよな」

と呟いた。


だが。

と巳湖斗は考えると

『貴方が彼女を知ったのは何処でですか?』

『真偽を調べたいです』

と返した。


メッセージは先程と違って直ぐには帰ってこなかった。


巳湖斗は腕を組んで

「やっぱり個人情報だからな」

と呟いた。

その時、返事があった。

『名古屋市北区清水 コンフォートアパート清水』

巳湖斗は直ぐにそれを印刷した。


時間はないのだ。

少しでも手掛かりがあれば手繰り寄せたい。


巳湖斗は直ぐに返答した。

『ありがとうございます、調べてみます』


パソコンの電源を落とすと慌てて階段を上って二階の作業部屋へと入った。

「名古屋に住んでいたかもしれない」


火無威は一枚のファックスを手に

「そうだな」

とさっぱりと答えた。


巳湖斗は目を見開くと

「え?」

と印刷した紙を見せた。


火無威も持っていたファックスを渡した。

「利用したくはなかったが」

今回は本当に難しそうだったからな


巳湖斗は受け取りそれを見ると

「え!?ええ!」

と驚いた。

「叔父さん、弁護士に知り合いいたの?」


火無威は嫌そうに

「悪友がな」

と告げた。

「いつか弁護士事務所を舞台にした恋愛モノ描かないとだな」

この前はカメラマンとアイドルだったし…普通のが良い普通の恋愛描きたい

そう心で呟いた。


巳湖斗は火無威から渡された紙を見て

「あ、やっぱり…名古屋市の清水で暮らしていたんだ」

と呟いた。


火無威も渡された紙を見て

「このDMを送ってきた人物は中川まゆりの知り合いってことだな」

と告げた。

「しかも結婚詐欺…か」


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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