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黄泉比良坂の名探偵  作者: 如月いさみ


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黄泉比良坂の詐欺師

『ずっと一緒にいような、火無威』

なのに自分の無知から彼を救えなかった。


あの時。

知っていたら店主を助けに行った。


1000人でも。

2000人でも。

助けるために走った。


火無威は巳湖斗を見て優しく微笑んだ。


巳湖斗はそれに笑みを返すと

「俺の方こそだよ」

本当にありがとう

「叔父さん」

と言い

「じゃあ、連絡入れてくる」

と立ち去った。


しかし、翌日の月曜日。

巳湖斗は何時も通りに授業を受けて武士と門前で別れた後に坂を上って帰宅し5時40分頃に学校前まで戻って再び坂を上り日入りの逢魔が時に途中で振り返った。


そこに…人影が無かったのだ。


巳湖斗は驚いて

「まさか」

と足元から冷気が立ち昇るのを感じた。


彼女は…どうなるんだろう。

誰も歩いていなければ。


誰も助けられない。

そうなれば。


慌てて帰った巳湖斗に火無威は

「そうか」

というと

「なら明日もチャレンジするしかないだろ」

と告げた。


冷静である。


巳湖斗は我に返り

「ん、分った」

と答え、翌日も授業を終えて一旦家に帰ると再び学校前へ行き坂を上った。


どうか。

どうか。


彼女を救いたい。


そう思い、再び全てを赤く染める逢魔が時に振り返った。

すると一人の女性がふわりと現れた。


足を進め掛けて

「…解る」

彼女の名前と年齢だけは

と呟いて途中で消える彼女を見つめた。


「川中まゆり、27歳」


巳湖斗は陽が沈み切って夜の闇が降り注いでも暫く立ち尽くしていた。

絶対に。

絶対に。

彼女を死なせない。


その後、家に帰り待っていた火無威に

「いた、川中まゆりって人」

27歳

「それだけは分かった」

と告げた。


火無威は大きく頷いた。

「彼女が何処の誰で…何故死ぬ運命にあるのか、だな」


巳湖斗は「うん」と強い意志を込めた声で頷いた。

射場明二の時はWEBで検索して見つけることが出来た。


彼がフリーのカメラマンで自己サイトを持っていたからである。

しかし、他に調べようがない。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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