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7/23 3:16 人には人の乳酸菌(後編)

ってことで後編。

中堅芸人二人にアドバイスを受けた若手芸人二組。

果たして、伸びが大きかったのはどちらのコンビなのか!

個性重視VS構成重視の戦いが今始まる!(偏見)


んで。

結論から言うと、

竹若アドバイスの最強行動が元のネタより9点アップ。

武智アドバイスのすいぎん銀河が元のネタより18点アップという結果になった。


ということで、武智が教えた「すいぎん銀河」が勝利となった。


キャラクターを深堀し、小道具にもこだわった最強行動のネタは確かにブラッシュアップされていたのだけれど、構成は前のまんまなので、大きく変わったというより、底上げされたという印象。


一方、すいぎん銀河はコントから漫才に変更したことに加えて、構成自体をかなり変えており、前のコントでは展開は1つしかなかったのに、漫才中2回ネタの展開が変化するという見た目にもハッキリとわかる変化を遂げ、しかも、ある程度漫才の形になっていたのもあり、すいぎん銀河の方が驚きは大きかったのが勝利の要因だったと言える。


僕も、すいぎん銀河の方が圧倒的に変わってて伸びたなぁ、という印象だった。

元々、すいぎん銀河の方がボケとツッコミの役割がハッキリとしていたネタだったので、漫才に変更したのは正解だったといえるのかもしれない。


漫才ってしゃべくり漫才もあればコント漫才もあるから、コントから漫才の変更って割と容易なのかもしれないとは思う。ただし、今回のようにボケとツッコミの役割がハッキリしているものというのが条件なのかもしれない(例外はあるとしても)。

しゃべくりコントってないもんね。(会話劇とは別。漫才に変換できるしゃべくりコントは少ないという意味で)


ただ、これは今回の伸びという話であって、今後の伸びとはまた別問題だと思う。


「最強行動」はボケが割と独創的なので、これを機にキャラクターを深堀して、構成を学んでいけば、めちゃめちゃ化ける可能性だってある。ダウンタウンが若手当初新しい松本の笑いをお客さんへわかりやすいように浜田がフォローしたみたいに、多くのお客さんにどう笑えばいいかが伝われば、それこそ普段は50点、60点だったとしても、時として100点満点中120点取れるネタが書けるかもしれない。


もちろん、「すいぎん銀河」も伸びしろがないわけではなく、もっと漫才を突き詰めていけば、いい漫才師になると思う。だけど教えられたフォーマットのまま成長したとしたら100点満点中、80点、90点台は確実に取れるが120点はなかなか難しいのかもしれない。


ちなみに僕はここでお笑い論を書きたいわけではない勿論ない。(さんざん書いといてなにを……)


もちろん小説の話に無理やり変えていく。

小説に関して考えれば、キャラクターとお話の構成、どちらが大切かという話になるのかもしれない。


僕は、ネット講座を通じて、今まで以上に三幕構成だのセットアップやターニングポイント、ドラマフォール、ブースターロケット等、フォーマットと言えるような構成の原則(原則であって規則ではない)を叫んでいる。

だから、武智派(そんな派はない)に見えるかもしれない。


ただ、僕は同時に登場人物のバックストーリーも大切だと書いている。むしろ僕はこっちの方が大切だと思っている。だから、「たまつく」でも三幕構成の話はほとんどしないし、バックストーリーはこれから考えるという発言はほぼ毎回してたと思う。


こういう感じの話が書きたいなー(とかテーマ)が先にあって、次にキャラクターを考え、プロットや本文書いている内に「あれ? 僕は何が書きたいんだっけ?」と迷ったら、キャラクターに訊いてみる(バックストーリーを組み立てる)、キャラクターが応えてくれたら、外的ゴール、内的ゴールの再定義を行う。

そして何が重要かそうでないかを見極めて、再びプロットや本文作成に戻るといった流れになる。キャラクターを深堀していくと挑戦しなければいけない出来事が浮かび上がってきて、それがエピソードに繋がり、三幕構成やその他構成の仕掛けになんとなく手がかかるのだ。


もちろんこれは僕のやり方であって、書きたいことありきで、キャラクターは毎回同じで当てはめてるだけ、みたいな人もいるだろうし、それは各々考えればいいわけである。


人には人の乳酸菌!

人には人の創作があるわけよ!

(某エリート巫女)


今回の「るてんのんてる」は、恐らくわかりやすいように二人の教え方を分けたのだと思う。実際、武智もボケ役のキャラクターについて言及してた個所もあった。

本当は竹若・武智が教えるアドバイスはどちらも大切で、でも、すべて同時に教えることはできないし、教わる方もいきなり全部教えられてもわからないだろうし、各人にあった方法でキャラクターからせめて頂点目指すか、構成からせめて頂点目指すか、考えればいいと思う。


ちなみに僕は楽したい派なので、自分が若手芸人だったら武智に教わりたい。フォーマットがあって楽だそうだし、考えること少なそう。(無論、鼻ほじりながらできることではない)今の子たちには合ってるのかも。武智の教え方って型を教えてくれるからライフハックみたいなものだし、若手ってすぐ答え求めるでしょ。(は?)


竹若のように自分で考える要素が多い教え方されたら苦労しそうだし、正解(正答ではなく、多くが成功している事例のようなモノ)がわからないから、迷いまくりそうだから時間がかかりそうで、一度迷うと戻ってこれなそう。ただ、個性を大切にしてくれるので、一見優しそうにも思える。だけどめちゃめちゃ厳しい教え方だったりする。


あなたはどっち派?


僕はきのこの山派!(戦争がおきるぞ!)


ちなみに今回の「るてんのんてる」、関西地方では去年の10月ごろ放送分だったみたい。半年以上の遅れ……地方民の悲しさよ。


ってことで今回はここまで。

また今日の夜にお会いしましょう。


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