7/23 1:35 人には人の乳酸菌(前編)
ってことで、フリー文章のコーナー。
深夜テレビをつけっぱなしにしてたら「るてんのんてる」という深夜番組が放送されていた。
「るてんのんてる」はフットボールアワーの二人が司会を務めるバラエティ番組で若手プロデューサーが企画した映像を見て、フットボールアワーの二人がコメントしたりするという内容になります。
僕がたまたま見た回が「ネタ進ハイスクール」と題して、若手芸人のネタを最初に観た後、それを中堅芸人二人がそれぞれアドバイスしてどれだけ面白くなるかを競うというものだった。
若手芸人はNSCの生徒で、数組のなかから中堅芸人の二人が一組選んでアドバイスする。
中堅芸人は、バッファロー吾郎竹若元博とスーパーマラドーナ武智。選ばれた若手芸人がすいぎん銀河、最強行動という二組。
アドバイスする二人には特徴があります。
バッファロー吾郎竹若元博は、構成等をいじるのではなく、あくまでも芸人のキャラクターの輪郭を強めて、キャラクターを前面に出すことで、なるべく本人たちの個性を重視するアドバイスをする。
スーパーマラドーナ武智は構成や言葉遣いを大切にして、ある程度のフォーマットを与えて、その中で芸人が自分たちのネタをブラッシュアップさせていくアドバイスをする。
そしてバッファロー吾郎竹若元博が選んだのは「最強行動」という男性二人組。最初に観たコントはシュールなタイプのコントで、ツッコミの存在はない。また、とある不条理な行動が繰り返し行われていき、だんだん観てると笑えて来るタイプの内容だった。めちゃめちゃ面白いというよりはクスクスくる感じ。
スーパーマラドーナ武智が選んだのは「すいぎん銀河」という男女二人組。こちらも最初に披露したのはコント。ただ、割とネタはベタ寄りで。わちゃわちゃしてて、ツッコミが声大きくて頑張ってる印象だった。面白いかどうかはともかく、頑張ってるなーっていう感じ。
この若手二組を竹若と武智がアドバイスした後、同じネタを披露するというのが番組の流れだった。
竹若は前述した通り、キャラクターを重視したやり方なので、コントの内容や構成には特に口出しせず、コントに出てくるキャラクターや設定を強化するアドバイスをした。
具体的には、コント内で半ケツをだすおじさんが出てくるんだけど、最初のコントでは、生の半ケツだったんだけど、竹若は半ケツにTバックを履かせるようにアドバイスした。そうすることで、彼らがネタとしてこだわっているケツをだすおじさんが、生々しくなくポップな意味づけに変わるという。他にもおじさん役のメガネが若者用のメガネなので、おじさんっぽい銀縁のメガネに変更等々小道具にこだわろう、といったそんな感じで、漠然としてた登場人物にバックストーリーを想像させるような色付けをする方法をとり、コントの構成やネタ自体の工夫は本人たちの個性だと考えているようだった。
一方、武智は、最初コントだったネタを同じ内容で漫才に変更させた。そして漫才の構成にもアドバイスを送り、何を強調するのか、どのネタにフォーカスして漫才を進めていくか等々、台本一行一行にアドバイスを送り、詳しく教えていた。
たとえば、後半畳み掛けるようなテンポをだすには、あえて言葉数をすくなくして、二人のテンポが上がったように見せる。目的のツッコミの前に一旦現実的なツッコミを一つ入れてリアリティを上げるといった感じ。同じネタをコントから漫才に変えたからなのか、ある程度のフォーマットに当てはめているような感じだった。
二日間のアドバイスの後、二組は再び同じネタをテレビの前で披露した。
フットボールアワーの二人が最初のネタとアドバイス後のネタにそれぞれ点数を付けて、どれだけ伸びたかを競う。
ちなみに点数配分は「構成力」「演技力」「笑い」「発想力」「好み」の5項目(各5点満点)で採点する。
果たして、どちらが勝利したのか?
それは後編に続く。(無駄なひっぱり)
ってことで後1回は更新します。




