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7/16 1:16 全米ならぬ全僕が「やられた~」な話。(後編)

ってことで後編です。


まんまと上岡龍太郎に騙された~。でも、いい話だったなぁという感覚が残る。

しばらくテレビに向かって「騙されたわ~」と言いながらニヤニヤする僕がいた。

この感じは現在でも持ち続けている。


僕の中ではこの上岡龍太郎の話が話芸の基準となっている。


マシンガンのようなトークとか、構成力がすごいとか、ためになる話だった知識がすごいとか、そういう凄さも世の中ではあるんだと思うけど、話の内容はちっとも覚えていないのに話が終わった後「やられた~」ってニヤニヤしちゃう経験だけが数年たっても残る凄さってのに僕はやられてしまったのだ。


僕が今までの更新の中で、バックストーリーがとか、三幕構成だとか、第1TPやミッドポイント、ドラマフォールなんかの話を度々していた。

もちろん、これらはすごく大切で、行き詰まることが多い僕の助けになってくれている。


だけど、本当に大切にしなければいけないのは、観客、読み手の情動だと僕は思っている。構成力なくたって、知識がなくたって、すべて終わった後になにかしら感情の動きがあればそれでいい。

とはいえ、知識やテクニックなくていいんですね。ってわけでは当然ない。

上岡龍太郎の話はとんでもないテクニックと知識や経験が裏付けされている。だって僕が「やられたー」って思ったのは、前提として夢中になった「ある人の話」があったからである。夢中にならない話をされた後に「嘘でした」といわれても「そうですか」という言葉しか出ない。


そっかー、じゃあ最後に「これ全部ウソでした~」って言えばいいのか~って考えるのは早とちりだろう。それにどんでん返しが偉いとかそんな話でもない。大切なのは「あの話、詳しいことは覚えてないけど、こんな感情になったわ~」って思ってもらう事なので、僕としては。


自分が好きな作品のこれ凄いなと思うポイントがあったら、それをそのままマネするのではなく、前段階の準備をちゃんと見て、そこからマネしないと、人の気持ちは動かせないんじゃないかな。

(もちろんそのままマネしちゃ駄目で、抽象化は必要ですけど)

それに、自分の凄さ(強み)を前フリに使える度胸が僕にも欲しい。そもそも僕には強みがないのだけど。

ちなみにこれ全部僕に向かって言ってることなので、誰かに向かって言ってるわけではないですよ。


とにかく、僕がいだく上岡龍太郎の印象は「やられた~」なのだ

あ~、でも、今思えば、上岡龍太郎のあの話は、彼の話芸をもってして、凄くいい人生の話を語った後、「嘘だよ」ということで、真面目なNHKの番組への反抗だったのかもしれないとも考える。話芸のすごさを見込まれて番組に呼ばれたんだしね。

だとしたら、破滅的なこと言ったり、下ネタ言ったりして、真面目なNHKに反抗するやり方より、知性を感じてしまう。単純ではない捻ったやり方だなぁ。


ちなみに先週更新した「マック女子高校生メソッド」の話、あれはこの上岡龍太郎の話をしたくて、前フリとして書いたものである。

もちろんダメな例でですよ。(でも僕自身はお気に入り)



ってことで、気力が尽きました!

今日はここまで。


それではまた明日~



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― 新着の感想 ―
[一言] いい話。上岡龍太郎こええな。ある意味。
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