10/7 1:10 邪推しては間違う日々を送ってます。
平日更新、火曜日!(挨拶)
先週は変に荒ぶってしまったので、今週は面白かった作品を書きたいと思います。
まず一つ目は映画「ちいかわ」です。
前も書いたかもしれないですけど、ずっと観に行きたかったんですが、夏休みやシルバーウィークがあったので、人が多いだろうなと思い、観客が少なくなった頃を見計らってようやく観に行きました。
元々ちいかわはコミックス未読、アニメは観てる、Xの連載はたまに観てる程度です。
一応キャラクター同士の関係や世界観はわかってるつもり。ってな条件で観に行きました。
感想としては、すごくよくできた映画で面白かったです。
もちろん人生ベスト級に面白い!ってわけではないですけど、かわいいのに残酷、分かりやすいのに余白もある、このバランス感覚が素晴らしかったです。
コミックスからどれだけのアレンジがあるのかはわからないのですが、伏線もわかりやすい、だけどちゃんと意味が分かったら、もう前のような澄んだ気持ちで観ること聴くことは出来ない。
ネタの出し入れがちゃんと考えられている。たしかにちょっと「え?」という個所もなくはなかったですけど、見続けるのに邪魔にはならない。
ちゃんと長編ドラえもん映画のように通常回とは違う人物関係の深掘りやアクション、情景描写もあって長編映画観たな~って満足感がありました。
そして、クレしん映画とは違った方向で、子供にわかりやすく、大人にも響く映画だったと思います。
ネタバレを避けるためにこんな書き方になってしまいましたが、登場キャラの親切や思いやりのようなエゴで取り返しのつかない事態になったり、ある意味の怖さもちゃんと内包されている。
それが子供にもわかる表現になってるところが凄い。とあるシーンで映画館内の子供が「怖い……」と言っていたのが印象的でした。
……なんてことを考えてたんですけど、映画を観終わった帰り道、彼女が感想を話してくれたんですけど、すごくキャラクターについて熱く語っているのを聞いて、メタいことばっかり考えていた自分を反省しました……もっと素直に映画観よう……
それにしても、感想の中にハチワレがノンデリだという話が何度もできてきたのですが、実は僕、通常回でも映画でもハチワレの事をノンデリとか思わなかったんですね。割と普通に受け入れてた。
……もしかして僕もノンデリだから気にならなかったんでしょうか?(そうだよ)
そんなわけで。次の面白かった作品です。
もう一つは「さよならララ」です。これは今年の夏アニメでした。
何度も書いてますが、僕は基本リアルタイムでアニメは追ってません。すべて終わってから続けて観ています。
んで、前述の「ちいかわ」を観に行った後に「さよならララ」を勧められて、丁度アニメも終わったタイミングだったので、観ることにしました。
そして悔しいことに面白くて一気見してしまいました。
人魚姫がベースになっていて、人魚姫のような結末で泡になってしまった人魚の主人公が、とある理由で時間をかけて復活を遂げ、現代の滋賀県琵琶湖から人間として暮らし始め、「本当の愛」を見つけようと奮闘するというお話です。
限定的に人間になった人魚の主人公「ララ」が、もう一人の主人公の女子高校生「茉里」と出会い、人間の家にお世話になるのです。
最初、ララは「本当の愛」を「王子様と出会う事」と定義します。
王子様を探しながら、茉里との仲も深めていく。
はは~ん。本当の愛ね……
現代に復活したってこと=現代の価値観で再解釈し、もう一人の主人公を茉里を女性に置いているってことは……「王子様(男性)と出会う事」から男に頼らない、今流行のシスターフッド物として話を進めていくんだなと邪推しました。
そうです。こんなこと考えていた時代が僕にはありました。
しかし、最後まで観た感想としては「その邪推すら間違いだった」と反省しました。
確かに最後の展開を考えれば、序盤の一件本筋とは違う日常パートは必要なフリだったんだと気づきます。ストーリーは一本に繋がってたんだって。
ただし、前述のちいかわと違って、こちらはそれほどわかりやすくはないです。余計な説明は極力省き、余白もありまくりです。だけどちゃんと感情に訴えかけるところがあり、人魚についての謎もあり、続きが気になります。
実験的と言われれば、そんな感じもしますが、理解できないというわけではない。
ときどき実験的ってだけで面白くもない、ただただ自己満足の実験作品がありますが、それとは違う、突き放して考えさせるというわけではなく、背伸びして考えたらわかる程度には説明を置いて行ってくれる。
だけど、明確な答えは提示してくれないし、答えは一つではない。オープンエンドになってます。
嫌な上司観たいに「やり方はお前が考えろよ」と言いつつ答えを言うと「それじゃないんだよな~」とか言って上司(作者)の言いたい事探しゲームにならない結末。
……と書いたものの、僕が単純で本当はわかりやすく説明してくれてたのかもしれないですけど。(単細胞でゴメンね)
観終わった後、ほど良い爽快感と同じぐらいの心にしこりのようなモノが残る作品でした。
お陰で、見終わった後の考察動画観るのがはかどるはかどるww
まぁ、これは「ちいかわ」でも同じですけど。
「ちいかわ」「さよならララ」。
わかりやすさと余白のチューニングは違う2作ですが、どちらも面白かったです。
だからどっちかに偏った作品が良いというわけではなく、チューニングしだいで面白い作品は作れるってことで。(カワイイは作れる! みたいなノリ)
と、2作品面白かったと書いたものの、どちらの作品も評判のいい作品ですし、今更僕が良い作品ですよって言う意味もあんまりないんですけど。(後ノリサクサク)
さて、他の夏アニメもぼちぼちと観始めますか。
ってことで、明日もぼちぼち頑張っていきまっしょい。
おつぼちでした~




